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サーチナニュース 2015-11-05 08:46
http://biz.searchina.net/id/1593333?page=1
中国が「自主開発」した工業製品、
高速鉄道があっても自動車エンジンはない=中国メディア
世界最大の自動車市場である中国において、中国自主ブランドメーカーが販売を伸ばしている。
だが、中国自主ブランド車に搭載されているエンジンの多くは、国外から調達されたもので、特に三菱などの日本メーカーのエンジンは多い。
中国は高速鉄道や旅客機を「自主開発」したと主張しているが、なぜ自動車用のエンジンを自ら開発・生産できないのだろうか。
中国メディアの易車は3日、中国では「自動車用エンジンはおろか、中国国内で生産されているバイクですら各パーツは国外メーカーの製品であり、エンジンも同様に国外メーカーのものだ」という記事を掲載した。
厳密に言えば、中国メーカーにもエンジンを生産している企業は存在するのだが、記事は
「中国企業のエンジンは馬力も燃費性能もごく一般的」
であると指摘。
エンジンにかぎらず、中国の自動車向け部品メーカーは
「見た目こそ国外メーカーの製品と同じように作ることができる」
としながらも、
実際に使用してみると「非常に問題が多いのが現実である」
と伝えた。
さらに、
★.中国メーカーの部品の質が劣る理由として、工業の基礎となる金属の精製や加工の技術が低いこと
を挙げ、
★.日本やドイツでは高い技術力を持つエンジニアや職人が重宝されている環境であることに対比させて中国の事情については
「技術者とは若いころの“過渡期”として就く職業に過ぎない」
と指摘。
そのため、
★.中国では工業の基礎となる技術の蓄積や継承がなく、「工業の基礎力が向上しない」
と論じた。
また、中国の自動車メーカーは長年にわたって他社の自動車を分解し、コピーするという「リバースエンジニアリング」によって自動車を生産してきた。
そのため、自ら研究し、開発するというプロセスを疎かにしてきたとも言えるだろう。
記事は、
★.「テストのたびにカンニングしてきた学生が突然、自分だけの力で良い点数を取れるようになるだろうか」
と疑問を呈し、中国の自主ブランドメーカーがエンジンを生産できない理由は、「これまでの怠慢にある」と論じている。
』
『
サーチナニュース 2015-11-06 06:32
http://biz.searchina.net/id/1593441?page=1
中国ブランド車の品質が上昇、
世界と肩を並べる日も近いか=中国メディア
米国の市場調査、コンサルティング会社であるJDパワーはこのほど、2015年の中国市場における自動車初期品質調査(IQS)を発表した。
中国メディアの北京日報は3日、同調査結果によって
「中国自主ブランド車の品質が上昇していることが明確に示された」
と伝えた。
JDパワーによれば、IQSは消費者を対象に新車購入の初期段階のの不具合内容について調査を行う、消費者の視点に立った購入初期における品質の調査ということになる。
JDパワーが発表した中国市場におけるIQSによると、高級車ブランドのなか
もっとも品質が高いとされたのはポルシェで、
2位は米ボルボ、
3位はランドローバー
だった。
さらに一般車部門では、韓国の現代自動車の中国合弁会社である北京現代が首位となった。
また、北京日報は「注目に値する点」として、中国の自主ブランド車メーカーの多くが業界平均よりも高い品質評価を得たことを挙げ、特に一部のメーカーは
「全体のランキングにおいてもトップ10に入るほどの評価だった」
と伝え、このまま品質向上に取り組めば、
「2017年にも世界のブランドと肩を並べることができるかもしれない」
と期待を示した。
一方で記事は、一部の関係者の見解として、
IQSは新車購入の初期段階の車両が対象となっており、
自動車のライフサイクル全体における品質という点では中国の自主ブランドが世界のブランドに追いつくには「まだ一定の時間が必要」と伝えている。
』
『
サーチナニュース 2015-11-05 16:48
http://biz.searchina.net/id/1593430?page=1
中国自動車市場、成長が止まる
メーカーは「一帯一路」戦略に期待=中国メディア
中国では経済成長に伴い、自動車市場も急成長を続けてきた。
だが、2015年になると中国自動車市場に異変が生じ、急成長はストップしてしまった。
中国自動車工業協会の統計によれば、2015年1-9月期における中国の自動車生産台数は前年同期比0.8%減の1709万台、販売台数は1705万台にとなり、わずか0.3%増にとどまった。
特に9月の生産台数は前年同月比5.6%も減少するなど、
★.中国自動車市場の減速が鮮明
となっている。
中国メディアの21世紀経済報道によれば、
★.中国の自動車市場は2000年から10年にかけて
生産台数、販売台数ともに年20%を超えるスピードで成長
を続けてきた。
さらに、
★.10年から14年にかけては減速したものの、それでも年7%の成長
を保ってきたが、
★.15年5月には15年ぶりに生産台数、販売台数ともにマイナス成長に転じた。
中国自動車市場の成長が止まった背景には、所得水準が高い都市部では自動車が増えすぎたことを理由に購入制限が実施されていることや、中国経済の成長が鈍化し、消費者が買い替えをためらったことなどがあげられるだろう。
また、中国株が上昇していたことを背景に、自動車購入資金を株式投資につぎ込んだ人もいるという報道も見られる。
理由は単純なものではないが、中国の自動車市場の成長が止まってしまったことは事実だ。
こうしたなか、中国政府が推し進める一帯一路戦略の“沿線国”は「未開拓の市場」として中国の自動車メーカー各社の大きな注目を集めているという。
一帯一路戦略とは陸上の「シルクロード経済ベルト」と、海上の「21世紀海上シルクロード」を構築し、中国主導で巨大な経済圏を構築するというものだが、21世紀経済報道は「一帯一路戦略の沿線国はその多くが新興国であり、自動車需要がまさに拡大している」と指摘。
中国の自動車メーカーは一帯一路戦略が各国へ進出を後押ししてくれると期待を高めていると報じた。
』
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サーチナニュース 2015-11-11 06:32
http://biz.searchina.net/id/1593855?page=1
中国の自動車産業、
技術進歩を阻んだ「元凶」は合弁事業方式=中国メディア
中国は高速鉄道や原発などの輸出を国策として進めており、近年は目覚ましい成果を挙げている。
また、有人宇宙船の打ち上げを成功させたり、スーパーコンピュータ「天河2号」が世界の性能ランキング「TOP500」で5期連続で世界1位となるなど、中国は一部の分野において確かな技術力を持ちはじめていると言えよう。
だが一方で、民間の製造業では今なお労働集約型の企業も多く、こうした企業は技術力も低く、これまでの競争力の源泉だったコスト競争力も失われるなかで淘汰が進みつつある。
中国の自動車産業における技術力に目を向けると、未だ世界のトップ水準に通用するほどの技術力は有していないと見られる。
中国メディアの察網は5日、中国の自動車産業の技術力が進歩を阻害してきた「元凶」について考察する記事を掲載し、合弁という体制が問題だったと論じている。
記事は、高速鉄道や原発といった分野において、中国が国外から技術を導入しつつ、急速に技術力を高めたことを指摘する一方、自動車産業においては遅々として改革が進まず、今なお外資メーカーに依存している現状があることを紹介。
特に、中国の自動車産業はもともと「技術と市場を交換する」という政策のもと、税制面での優遇も与えつつ外資メーカーに開放されたものであると伝え、その結果として中国自主ブランドメーカーは外資メーカーに対して不利な環境で競争せざるを得なくなってしまったと論じた。
さらに、外資メーカーとの合弁という形式を取ったことにより、中国の自動車メーカーは利益の大半を外資メーカーに取られ、製品開発や部品購入における主導権も外資メーカーに奪われてしまったと主張し、中国メーカーは技術開発や人材育成などにおいても自主性がなく、成長に向けた原動力と能力を失ってしまったと主張、合弁という体制が中国の自動車メーカーの技術的な進歩を阻害する元凶だったと論じている。
』
『
サーチナニュース 2015-11-19 06:32
http://biz.searchina.net/id/1594609?page=1
エンジンからトランスミッションまで、
中国国産100%の自動車は造れるか=中国メディア
中国自動車業界の関係者がこのほど、
2020年までに中国自動車市場において中国自主ブランド車のシェアが60%を超える
と発言したことが論争の対象となっている。
中国メディアの捜狐によれば、
「基幹技術もないのにどうやって60%のシェアを確保するというのか」
といった反論がネット上を中心にあがっていると伝えた。
記事は、自動車のみならず、中国でこのほどラインオフした旅客機C919ですら「ただの組み立て品に過ぎないのに、どうして中国自主ブランド車がシェアを獲得できようか」といった反論がネット上で存在することを紹介した。
続けて、中国メーカーの自動車が部品のすべてを中国国産品を使用することは可能なのだろうかと疑問をなげかけつつ、
エンジンについては現状、三菱をはじめとする国外メーカー製のエンジンを搭載している車種が圧倒的に多い
ことを紹介。
一方で、一部のメーカーでは中国メーカーが生産した「正真正銘の中国産エンジン」を搭載する動きも出てきていることを伝え、安定性や性能の向上にはまだ時間が必要としながらも、
自動車の基幹部品とも言えるエンジンの国産化が進みつつあることに期待を示した。
また記事は、中国メーカーにとって最大の「弱点」はトランスミッションだと指摘し、
トランスミッションという部品は日本とドイツ企業によってほぼ独占状態
にあると指摘。
中国企業としては唯一、BYDというメーカーがトランスミッションを生産している
ことを伝える一方、それでも中国の自動車業界にとってトランスミッションは発展におけるボトルネックとなっているとの見方を示した。
中国の自動車業界は外資メーカーに大きく依存していると言わざるを得ず、自動車の部品すべてを中国産を用いて製造することは現状では不可能に近い。
単に製造することは技術的には可能かもしれないが、ビジネスである以上は収益に結びつくことが条件であり、費用対効果としてみた場合は外部から調達したほうが圧倒的にメリットが大きいのが現状だろう。
中国国産100%の自動車の製造は技術的に可能だとしても、商業ベースでして実現するのは近い将来のことではなさそうだ。
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サーチナニュース 2015-12-08 07:33
http://news.searchina.net/id/1596346?page=1
米国で「中国製自動車」の販売計画
反対する全米自動車労組に、「考え方が古い」と中国メディア
米国現地時間4日、米自動車メーカーのGMが来年(2016年)夏に、中国で製造している同社のSUVブランド「ビュイック」を米国に輸入すると発表。
一方で輸入に対し、全米自動車労働組合(UAW)が反対していると中国メディアの環球網が伝えた。
同報道では米国メディア「ニューヨーク・タイムズ紙」が“ビックスリー”と称される「GM、フォード、クライスラー」の米自動車大手3社はいずれも「中国製自動車」を米国市場に参入させたことはないと報じたことを紹介した上でGMの同は初の試みだとした。
さらに環球網は6日に中国自動車情報サイト、中国汽車網で自動車部品事業の担当者に取材を行った。
担当者はGMが中国から北米への輸出を決めた理由について、
「中国において製造業と自動車部品の生産体系は成熟し、高品質で低価格な自動車を生産することが可能になったからだ」
と主張した。
一方米国で反対の声があがる理由として、米国での製造現場に影響を与えることを指摘したうえで、米国自動車業界の中国製造業に対する認識が一因であるとし「いまだに中国製の物は『安かろう、悪かろう』と考えている」と主張。
そのような考え方に対して、中国で生産している「ビュイック」はGMの自動車ブランドの中でも比較的ハイエンド向けのSUVであると強調し、品質の高い自動車を生産することができると訴えた。
中国製自動車の品質については、中国国内でも疑問視している報道が目立つ。
11月27日、商品の品質関連情報サイト「消費者報道」ではブレーキ踏んださいに、燃料がエンジンに送り込まれ加速するといった問題のある自動車を紹介している。
そのほか、外資系企業の技術に頼っていることを問題視する声や、それらを“パクっている”と指摘するこえが絶えない。
偏見の目やステレオタイプで判断すれば、新たな可能性の芽を紡ぐことになるが、相手の主張を鵜呑みにすれば、大きな事故を起こしかねない。
冷静な議論が求められる。
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2015年12月8日(火) 8時55分
http://www.recordchina.co.jp/a124598.html
米GM、中国製SUV車を2016年から米国市場で販売へ
=米労組が「GMを支える人にビンタを食らわすに等しい」と反発―SP華字メディア
2015年12月7日、シンガポール華字メディア・聯合早報網によると、米ゼネラル・モーターズ(GM)が中国製の車種を米国市場で販売すると発表したことに、関連団体から反対の声が上がっている。
4日、GMは中国で製造し中国市場で販売したSUV車Buick Envision(ビュイック エンビジョン)を2016年から米国市場で販売すると発表。
これに対し全米自動車労働組合(UAW)は、「GMは『現地生産現地販売』を守り通すべきであり、これを破って中国製造車を米国市場で販売することは、GMを支えている人びとにビンタを食らわすに等しい行為」とし、中国製自動車の販売を止めるよう求めた。
GMの決定について仏AFP通信は報道で、
「原油価格の低下により、北米市場ではSUVなどの車種の需要が高まっている。
こうした需要に対応するためGMは中国工場で製造した『ビュイック エンビジョン』を16年に3~4万台ほど販売する計画。
同車種は15年の1月以来、中国市場ですでに12万7000台を売り上げている」
と伝えた。
一方、環球時報によると中国の専門家は、
「中国の自動車製造業はすでに成熟しており、高品質で低コストの自動車を製造できる。
中国製を米国で販売することに反対の声が上がっているのは、米国の自動車業界が中国に対する認識が依然として『低価格・低品質』から抜け出せていないからだ」
と指摘している。
』
サーチナニュース 2015-12-21 14:24
http://biz.searchina.net/id/1597675?page=1
中国には自動車メーカーが多すぎる!
悪貨を駆逐する「淘汰も必要」
「悪貨が良貨を駆逐する」という言葉がある。
グレシャムの法則の要約であり、質の悪いものが流通することで、質の良い物が市場から淘汰されてしまうことの例えだ。
中国では経済の低迷に伴い、これまで勢い良く成長してきた自動車市場も減速しているが、中国メディアの今日頭条は12日、「中国の自動車市場にはさらなる危機が必要」であり、中国自動車市場において「悪貨が良貨を駆逐する」ような事態を招いてはならないと論じた。
中国自動車市場は高度成長期を終え、販売が低迷している。
中国の自動車関係者からは7都市で実施されている自動車の購入制限を緩和すべきといった救済措置を求める声があがっている。
10月には小型車向けの税制優遇措置が実施され、乗用車販売台数は一時的に増加したが、記事は「2015年全体で見れば、市場は根本的に変わっていない」と指摘し、中国自動車市場は今も厳しく、税制優遇措置の効果は一時的であると分析した。
また、09年に中国政府が実行した「自動車産業調整と振興計画」の救済策については、自動車市場全体への影響は絶大で、この年に中国自動車市場は米国を超えて世界一の自動車市場となったと評価。
しかしこの救済策には、中国自主ブランド車と外資系ブランドの差が圧倒的に開くという後遺症が残されたと指摘。
救済策でもっとも得をした自動車メーカーは中国自主ブランドではなく、外資系ブランドだったからだという。
日本には数えるほどしか存在しない自動車メーカーだが、中国には大小あわせて数十社も存在するとし、自動車市場の救済策は「悪貨を生き延びさせる」ことにつながると主張。
中国自主ブランドメーカーが外資メーカーに追いつき、追い越すためには「悪貨」を駆逐するための「淘汰」が必要であるとの見方を示し、現在の中国自動車市場における危機は「良貨」を選抜するための機会にほかならないと論じた。
航空機や高速鉄道では世界的な存在感を示し始めた中国だが、自動車は今なお中国では立ち遅れた産業と認識されている。
自動車メーカー同士の合併や再編などが行われば、高速鉄道のように高い競争力を手にすることも可能かもしれない。
』
『
サーチナニュース 2015-12-25 07:35
http://news.searchina.net/id/1598056?page=1
なぜ日本人が乗る自動車の寿命が長く、
中国人の場合は短いのか?
今や世界最大の自動車大国となった中国だが、日本と比べると自動車の使用年数が短いようだ。
中国メディアの捜狐は21日、「日本人が乗る自動車の寿命が長いのはなぜなのか?」と題する記事を掲載し、その理由を分析した。
報道によれば、
★.中国の自動車ユーザーは同じ車に長くても5-6年しか乗らず、
中国では使用年数が10年を超えるような自動車はごくまれにしか見かけることがない
という。
しかし
★.日本では乗用車の平均車命が8年程度である
ことを伝え、日本の自動車が長持ちする理由について複数の点を挙げた。
1つ目は、
日本人は自動車のメンテナンスに関する知識を豊富に持っているからだという。
これは早くから自動車が普及したことと関係があるようだ。
2つ目は
「成熟した自動車市場」で、日本では品質の良い車しか生き残れないからだとした。
3つ目は
「中古車市場のレベルの高さ」だ。
ルールがはっきりしていて信用が置けるので売買しやすい環境があるという。
4つ目には
「成熟した消費概念」を挙げた。
日本人にとって自動車は「交通手段の1つ」に過ぎず、長く使うほどコストが抑えられると考えているためだという。
一方の中国人は、
メンツの問題、
品質の低さ、
信用性に欠ける中古車市場、
自動車に関する知識の不足ゆえのメンテナンス不足、
不合理な排ガス規制
などのため、使用年数が短くなってしまうのだと分析した。
記事では、中国でもできるだけ長く乗ろうという理性的なユーザーが増えつつあることを喜びつつも、日本との差は歴然で、長持ちする質の良い車を選ぶことや、車の維持管理の知識を身に付け実行することなど、先入観抜きで日本から学ぶべきことがある、と締めくくっている。
』
『
サーチナニュース 2015-12-25 09:44
http://biz.searchina.net/id/1598070?page=1
中国車は醜い?醜くない?
「堂々と模倣を正当化するところが醜い」
中国の小説家であり思想家でもあった魯迅。魯迅は死後も長年にわたって中国共産党の正当性を宣伝するために利用されてきた。
それは魯迅の死から約80年がたった今でも変わらない。
しかし、約1世紀前の人物の言葉は現代の中国人にもそのまま当てはまるのだろうか。
中国メディアの汽車之家はこのほど「中国のパクリ自動車を“醜い”と言うことは、心の劣等感に由来する」と主張する記事を掲載。
「中国国産の自主ブランド車は模倣ばかりで醜いと批判する人がいる」
と前置きしつつ、
「パクリ車のどこが醜いというのか?」
と反論した。
記事はまず、中国では自動車を生産するには企業に資格が必要であり、国に対して生産する自動車の設計を提出するなどの手続きが必要となることを紹介。
外観的に他社の自動車の模倣、パクリだと批判されている自動車であろうと、中国質検総局の合格証を取得しており、そのため少なくとも中国国内においては他社の権利を侵害していないことを意味すると主張した。
さらに、中国人が中国自主ブランド車を「醜い」と思うのは、
「国外の製品は優れていて、中国製品は劣っているという劣等感が原因」
であると主張し、現在の中国製品の性能は向上しており、優れていると反発した。
最後に魯迅の言葉を挙げ、
「中国人の卑屈な精神と心の問題は依然として治っていない」、
「中国人の病は一朝一夕では治らない」
と論じた。
現代の中国人が模倣を醜いと感じるのは卑屈になっているからではなく、世界基準の考え方を少しずつ学んでいるからではないだろうか。
そもそも外国人が中国車を「醜い」と思うのは外見ではなく、無断で模倣し、それも当たり前のように模倣するからだ。
堂々と模倣を正当化するところが醜いのである。
魯迅はかつて「決心する限り、奮闘する限り、必ず成功する」と述べた。
中国人が自分たちの間違いを正当化せず、正しく奮闘すれば世界中から認められる国になれるのではないだろうか。
』
『
サーチナニュース 2015-12-26 19:34
http://biz.searchina.net/id/1598146?page=1
韓国車は「訓練された正規軍」、
中国車の戦略は所詮「ゲリラ戦」
中国では中国国産車の品質が年々向上しているため、韓国車のコストパフォーマンスにもはや魅力を感じないという消費者も増えているようだ。
だが、中国メディアの捜狐汽車はこのほど、韓国車は依然として中国自主ブランド車よりも優れているとし、韓国車を選ぶべき理由を示している。
記事はまず、韓国メーカーが非常に高い品質管理能力を持っていると主張し、それゆえに世界の自動車市場で広く認められる成果を得るに至ったと主張。
逆に中国メーカーの品質管理能力の低さは「最大の欠点」であると指摘している。
品質管理はどれほど重要だろう。
自動車はさまざまな部品を組み合わせた機械だが、一つ一つの部品の品質に無頓着であったり、組立て方や塗装が粗雑だったりすれば、当然のごとく故障や錆びなどクレームの大量発生につながる。
ましてや事故が人命に直結する恐れがある自動車にとって、品質管理能力の高低が企業そのものの存続に直結すると言える。
さらに韓国車が中国自主ブランド車に勝っている点として
1].エンジンの研究開発能力が一流であること、
2].変速器の生産能力が成熟していて信頼がおけること、
3].世界レベルの設計、
4].豊富な車種、
5].整備された販売チャネル
などを挙げている。
つまり韓国車メーカーは研究開発から生産そして販売戦略に至るまで一貫して高度なシステムを有しており、
「優れた指揮系統を持つ訓練された正規軍」
に例えることができる。
一方で記事は、中国自主ブランド車の戦略を「ゲリラ戦」と呼んでいる。
韓国メーカーのような一貫して高度な生産・販売の戦略が中国メーカーにはないと指摘、新車のスペックや価格といった「目立ちやすい部分」だけをセールスポイントにして、単発的に大量販売を狙うゲリラ戦略に頼っていると論じた。
これまで中国で好調な販売を記録してきた韓国車は、中国自動車市場とともに失速してしまった。
一方で、中国自主ブランド車の販売が伸びてきているものの、中国に限らず、世界で存在感を示している韓国車が中国車より優れているという記事の主張はある意味で当然と言える。
』
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