2015年10月14日水曜日

どっちが本当?:「中国製」がないと日本人は生活できない、それとも日本部品がないと中国は製品を作れない

_

サーチナニュース 2015-10-14 15:57
http://news.searchina.net/id/1591404?page=1

「中国製」がなければ日本人は生活できない=中国メディア

中国メディアの頭条新聞はこのほど、日本人の生活にとって「もはや中国製品は無くてはならない存在」と主張する記事を掲載した。
 日本を訪問した中国人が、日本製品を「爆買い」することは中国でも大きな関心を集めているが、記事は
 「中国人は日本製品をやみくもに信頼すべきでない」
と論じた。

 記事はまず、中国人旅行客が日本で爆買いしている日本製品について、
 「実際には中国で製造された製品も多い」
と指摘。
 日本人の生活にも実際には多くの中国製品が浸透していると主張。
 中国人旅行客の間で人気の高い「魔法瓶」についても日本製は少なく、ほとんどが中国など国外で製造されたものだと指摘した。

 続けて、日本国内で販売されている中国製品には
 「特に有名でもなく、廉価で販売されている製品」と、
 「日本のメーカーが中国国内で製造した製品」
の2種類があると主張し、
 日本メーカーの製品であっても中国製であることには変わりはないと指摘し、
 「日本人は毎日、中国製に囲まれて生活している」
と論じた。

 記事は続けて、
 日本人の生活にとって「もはや中国製品は無くてはならない存在」
であると指摘し、もはや
 中国の製造業の技術力は日本人の生活を支えることができる
ほどにまで高まっていると主張。
 日本の家電メーカーが世界的に勢いを失いつつある一方で、中国の家電メーカーは近年、飛躍的な成長を見せていると論じた。

 記事は、日本の製造業と中国の製造業にはまだ一定の差はあると認めつつも、「中国人には能力がある」と主張した上で、
 「近い将来、中国企業が日本の温水洗浄便座や電気炊飯器を超えるような製品を作り上げるに違いない」
との見方を示した。



サーチナニュース 2015/10/14(水) 19:30
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2015&d=1014&f=business_1014_037.shtml

日本が「基幹部品」を提供しなければ、中国は製品を作れない

 国内総生産(GDP)で日本を抜いて世界第2位の経済大国となった中国。
 経済規模だけでなく、家電やスマホといった分野でもグローバルメーカーが誕生しているためか、中国では自国の経済力に自信を深め、
 驕りともとれるような報道
を目にすることも少なくない。

 日中関係が悪化すると、中国では必ずと言って良いほど「日本製品をボイコットすべき」といった声があがる。
 一方で「日中にはまだ大きな差がある」との論調も珍しくない。
 中国メディアの閲読時間はこのほど、
 「中国人が知らない日本の経済的実力」
と題した記事を掲載した。

 記事は、日本と中国が仮に「経済戦」を展開した場合、中国のほうが損失が大きくなる可能性が高い
と主張。
 中国はさまざまな面で日本に依存しているからという。
 一方の日本は中国に完全には依存しておらず、米国や欧州、カナダなど世界各国の経済とバランスの良い付き合いを見せていると論じた。

 記事は特に、
 日本の製品や産業は中国経済の「基幹的」な箇所において必要不可欠な存在となっている点に注目
 消費者の目に触れないため中国人は気づいていないだけと指摘した。 
 製品を作るための産業機械や、製品内部の基幹部品には日本製品が採用されているケースが多く、
 「日本が基幹部品を提供しなければ、中国製品も成り立たない」
との見方だ。

 グローバル化が進んだ現代において、もはや純粋な日本製品や中国製品こそ珍しい存在であり、何かしらの形でお互いが関わっている。
 日本と中国は一部の製品や産業で競合関係にあることは事実だが、一方では相互補完の関係もある。
 急成長する中国企業を相手に事業を展開することで、大きな利益をあげている日本企業もある。
 日本にとっも中国が「大事なお得意様」
 ということは、動かしようのない事実だ。


レコードチャイナ 配信日時:2015年11月30日(月) 1時49分
http://www.recordchina.co.jp/a124125.html

「中国に依存している国ランキング」、
日本は5位―米誌

 2015年11月26日、米誌フォーブスは「中国依存ランキング」を発表した。
 28日付で参考消息網が伝えた。

 中国経済の減速が世界経済に悪影響を与えるのではないかと懸念されている。
 フォーブスは、輸出額全体に占める対中輸出の比率から、特に影響が大きい国・地域を発表した。

10位:インドネシア。
 対中輸出額/輸出額=10%、対中輸出額はGDPの2%に相当。

9位:タイ。
 対中輸出額/輸出額=12%、対中輸出額はGDPの7%に相当。

8位:マレーシア。
 対中輸出額/輸出額=12%、対中輸出額はGDPの10%に相当。

7位:ブラジル。
 対中輸出額/輸出額=18%、対中輸出額はGDPの2%に相当。

6位:ペルー。
 対中輸出額/輸出額=19%、対中輸出額はGDPの4%に相当。

5位:日本。
 対中輸出額/輸出額=19%、対中輸出額はGDPの3%に相当。

4位:チリ。
 対中輸出額/輸出額=23%、対中輸出額はGDPの8%に相当。

3位:韓国。
 対中輸出額/輸出額=25%、対中輸出額はGDPの11%に相当。

2位:台湾。
 対中輸出額/輸出額=26%、対中輸出額はGDPの16%に相当。

1位:オーストラリア。
 対中輸出額/輸出額=34%、対中輸出額はGDPの6%に相当。(翻訳・編集/増田聡太郎)









_

0 件のコメント:

コメントを投稿