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朝鮮日報日本語版 10月24日(土)8時36分配信
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/10/24/2015102400590.html
韓国製T50練習機、米反対でウズベク向け輸出が白紙に
エンジンなど中心技術のほとんどは米国産
「技術流出や周辺国との緊張が高まるおそれ」
韓国製の超音速高等練習機T50のウズベキスタン向け輸出が、米国政府の反対で事実上白紙になったことが、23日までに分かった。
韓国政府の消息筋は
「T50のメーカー、韓国航空宇宙産業(KAI)は、ウズベキスタン政府と輸出交渉を繰り広げたが、
最近米国政府が技術流出および外交政策上の理由などから反対の立場を示したようだ」
と語った。
契約規模は12機、4億ドル(現在のレートで約486億円)相当と予想されていた。
T50は、米国ロッキード・マーチン社の技術支援を受けて開発された。
航空電子装備やエンジンなど、ほとんどの中心技術は米国産だ。
このため、米国の武器輸出コントロール法などの適用を受け、輸出はもちろん、外国で展示する際にも米国政府の承認を受けなければならない。
T50をインドネシア、イラク、フィリピン、タイに輸出した際には、米国の許諾を得た。
また米国政府は、技術流出問題だけでなく、T50がウズベキスタンに輸出された場合、周辺国との緊張関係を招きかねないという点も懸念しているという。
KAIだけでなく韓国国防部(省に相当)や防衛事業庁、韓国空軍も、ウズベキスタンにT50を輸出するため骨を折ってきた。
今年5月に韓国の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領とウズベキスタンのイスラム・カリモフ大統領の首脳会談が行われた際にも、この問題が取り上げられたという。
さらに首脳会談に先立つ今年4月には、ウズベキスタンの国防相が7年ぶりに韓国を訪れ、韓国国防部の韓民求(ハン・ミング)長官と軍事教育面での交流協力に関する了解覚書を締結、T50の軽攻撃機モデル「FA50」のシミュレーターに自ら搭乗したこともあった。
KAI側は
「米国政府は輸出を承認しなかったが、ウズベキスタン側では依然T50の配備を希望していることから、米国を説得する作業に乗り出す」
と語った。
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レコードチャイナ 配信日時:2015年11月25日(水) 8時56分
http://www.recordchina.co.jp/a123786.html
韓国のT-50練習機、米国の反対で輸出ならず
=中ロへの技術流出や中韓蜜月を懸念か―中国メディア
2015年11月23日、中国新聞社によると、韓国がウズベキスタンに練習機T-50「ゴールデンイーグル」12機を輸出しようとして米国の反対に遭った。
取引額は3400万ドル(約40億8000万円)に上るが、エンジンや電子装備が米国製のため、米国の許可なく輸出できないことになっている。
しかし、韓国がこれまでインドネシアやイラク、フィリピン、タイなどへ輸出した際に問題視されることはなかった。
米国がT-50の輸出を阻んだ背景には、ウズベキスタンが中国と政治的にも軍事的にも密接な関係にあり、T-50に使われている技術が流出することを懸念したことがあるとみられる。
米国は同様の理由から、韓国が進めている次期戦闘機「KFX」開発事業への技術提供も拒否した。
T-50は韓国が米ロッキード・マーティンと開発した練習機だが、最新戦闘機と比べると見劣りする機体で、中国やロシアも先端技術を保有している。
そのため、技術流出への懸念は単なる感情的なものにすぎず、近年の中韓関係がかつてない深まりを見せていることで、米国が横やりを入れた形になったと記事は指摘している。
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サーチナニュース 2015-11-26 17:29
http://news.searchina.net/id/1595347?page=1
なぜ米国は韓国のT-50輸出を阻止したのか
「中韓接近を警告か?」
韓国がウズベキスタンにT-50訓練機を輸出しようとした際、米国が反対したことで輸出が水の泡となったことについて、中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報(電子版)は23日、中国と接近しすぎている韓国に対する警告の意味があったのではないかと論じた。
記事は、総額3400万ドル(約41億7248万円)にのぼる韓国とウズベキスタンの取引が米国の介入によって阻止されたと紹介。
さらにT-50訓練機には米国にとって重要な技術や部品が搭載されていることを指摘、T-50訓練機の輸出には米国の許可が必要であることを紹介した。
一方、韓国はこれまでインドネシアやイラク、フィリピン、タイなどにT-50訓練機を販売しているが、これまで米国から横やりが入ることは一度もなかったと紹介。
ウズベキスタンへの販売に限って、米国から横やりが入った理由について、記事は
「ウズベキスタンは中国やロシアと政治、経済、軍事的に緊密な国であることは事実」
としたうえで、米国はT-50訓練機に採用されている各種技術や部品が中ロに流出することを懸念したと論じた。
だが、T-50訓練機はあくまでも訓練機であり、最新の戦闘機とは技術的に差があるとしたほか、中国もロシアもT-50訓練機より先進的な訓練機を持っていると主張。
また、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が中国の抗日戦争勝利記念行事に参加したことなどを挙げ、米国は
「技術の流出よりもむしろ、韓国が中国と接近していることをけん制する狙いがあったのではないか」
と推測した。
確かに近年は中国と韓国は政治的にも経済的にも非常に近い関係にあると言える。
韓国は中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)にも米国の意向を無視して参加を決めた。
記事は、韓国のウズベキスタンに対するT-50訓練機の輸出を阻止することで、韓国に対して中国と接近しすぎていることを警告し、
「韓国が米国の手中にあることを分からせようとしている」
と分析した。
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サーチナニュース 2015-10-29 11:07
韓国は武器輸出を推進
「でも、大半が米国の技術で生産」と自国メディア
中国メディアの環球網は27日、韓国が近年、国産武器を輸出しており、特に「T-50」訓練機は複数の国への輸出に成功したと伝える一方、韓国メディアの報道を引用し、
★.韓国の先進的な武器は米国の技術によって生産されたものだ
と指摘した。
記事は、韓国がウズベキスタンにT-50訓練機を輸出しようとした際、米国の反対によって水の泡となったと伝え、
★.T-50訓練機は実際には米ロッキード・マーティン社の技術支援のもとで完成した訓練機だ
と指摘。
さらに、T-50訓練機に使われている主要な技術は大半が米国の技術であるとし、
★.輸出はおろか国外で展示するだけでも米国政府の許可が必要である
のが現実だと伝えた。
さらに、
★.T-50訓練機がこれまでインドネシアやフィリピンに輸出されたことを紹介する一方、
韓国は事前に米国の許可を得ていた
と報じた。
また、韓国軍で運用されている
★.「F-15K」などの戦闘機は、米国の許可なしに修理やミサイルの交換などができない
と指摘し、そのためメンテナンスのコストが極めて高額となっていることを指摘。
また、
★.T-50訓練機の場合は通信設備からソフトウェアにいたるまで米国から導入する必要があるのが現実
と紹介した。
そのほか記事は、米国が韓国に対して技術移転を拒否したアクティブ・フェーズドアレイ・レーダー(AESA)レーダーなどの技術について、欧州などほかの国と共同で開発する計画を検討していることを伝えた。
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聯合ニュース 11月27日(金)14時41分配信http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151127-00000030-yonh-kr
韓国製軽攻撃機 フィリピンへの引き渡し開始
【泗川聯合ニュース】
韓国航空宇宙産業(KAI)は27日、韓国製の輸出用軽攻撃機FA50PHのフィリピンへの納品を開始した。
同日初めて引き渡されるのは、昨年3月にフィリピン国防省と4億2000万ドル(約515億円)で契約した12機のうちの2機。
韓国南部の慶尚南道・泗川からフィリピン・クラークまで2482キロを飛行して引き渡される。
同機は、韓国空軍で運用中のFA50をフィリピン側の要求に合わせ製作・生産された。
残りの10機は2017年までに引き渡す予定だ。
同機輸出事業はフィリピン軍にとって初めての政府間取引で、フィリピンで過去最大規模の国防事業となっただけに、高い関心を集めた。
KAIは、朴槿恵(パク・クネ)大統領がフィリピンのアキノ大統領を韓国に招いて国防分野での協力を盛り込んだ了解覚書(MOU)を締結するなど、同事業の成功に決定的な役割を果たしたと伝えた。
sjp@yna.co.kr
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レコードチャイナ 配信日時:2015年11月27日(金) 20時52分
http://www.recordchina.co.jp/a124034.html
フィリピン空軍、
韓国製戦闘機を南シナ海付近の基地に配備、
紛争海域の巡視活動に投入―フィリピンメディア
2015年11月27日、環球網はフィリピンメディアの報道を引用し、フィリピン空軍がFA50攻撃機を南沙諸島付近の基地に配備する計画だと報じた。
フィリピンニュースサイト「InterAksyon」によると、
空軍は計12機を南沙諸島付近に持つ3カ所の基地に配備する計画で、
特に領有権問題が続く海域での巡視活動に投入する方針。
フィリピンは2014年、FA50攻撃機12機を購入することで韓国と契約しており、価格は約189億ペソ(約490億円)に上る。
引き渡しは2017年に完了する見通しだ。
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テレビ朝日系(ANN) 11月29日(日)0時23分配信
レコードチャイナ 配信日時:2015年12月21日(月) 10時44分
http://www.recordchina.co.jp/a125528.html
韓国産訓練機がインドネシアのエアショーで墜落、2人死亡
=韓国ネット「整備不良か操縦ミスでは?」
「国産とは言うけど、韓国は組み立てただけ」
2015年12月20日、韓国産の超音速高等訓練機T−50がインドネシアのエアショーの最中に墜落、乗っていたインドネシア空軍のパイロット2人が死亡した。
韓国・SBSテレビなどが報じた。
この日午前10時ごろ(現地時間)、インドネシア・ジョグジャカルタ上空でエアショーに参加していたT−50が、曲芸飛行の最中にバランスを失いほぼ垂直に地面に墜落した。
墜落地点は空港近くの住宅街だったが、観覧客や住人に被害はなかったとみられる。
インドネシア空軍は事故直後に調査団を現場に派遣し、事故原因を調査している。
T−50は、韓国航空宇宙産業(KAI)が米ロッキード・マーチン社の技術支援を受け開発した世界唯一の超音速訓練機。
インドネシアのほか、イラク、ペルー、フィリピンなどに56機が輸出されている。
韓国国内では実戦配置された05年以降に2件の墜落事故が起こっているが、海外での墜落事故はこれが初めてだ。
この報道に、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。
「国産、国産と言ってはいるけど、核心部分の技術はもらったもので、組み立てを韓国でやっただけ。
形だけの国産訓練機であって、ロッキード・マーチン製と言うのが正しい」
「輸出する時には国産高等訓練機だったのに、事故が起こると技術提供を受けたことになってる。
責任回避能力がすごい」
「墜落したことより、墜落前に脱出できなかったことが問題だ」
「中国製の訓練機の話かと思った」
「エアショーに出るくらいなら、ベテランのパイロットだったろうに。残念だ」
「ブラックイーグルス(韓国空軍のアクロバットチーム)ではかなり酷使しても事故がないことから考えると、これは整備不良か操縦ミスのような気がする」
「(墜落時の映像を見て)無理に上昇して失速してしまい、その後、機首を上げようとしたけど遅かったみたいだ」
「パイロットのミスだよ。
まだ輸入して間もないのに曲芸用に使ったのが間違い。
韓国のように慣れていなかったはずだ」
「防衛産業の不正とかで、機体に異常があったわけじゃないと思う。
T−50は韓国で何度もエアショーに出てるけど墜落事故は一度もないし、米国が導入する訓練機の候補にも挙がっているくらいだ」
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