『
ロイター 12月22日(火)12時11分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151222-00000036-reut-bus_all
米宇宙企業スペースX、
打ち上げたロケットの着陸回収に成功
●12月21日、米民間宇宙企業スペースXは、通信衛星を搭載してフロリダ州から打ち上げられたファルコン9ロケットについて、再利用可能な1段目の機体を上空で分離させ、向きを変えて打ち上げ地点近くに引き戻し、無事着陸させることに成功した。写真はフロリダで21日撮影(2015年 ロイター/Joe Skipper)
[ケープカナベラル(米フロリダ州) 21日 ロイター] -
米民間宇宙企業スペースXは21日、通信衛星を搭載してフロリダ州から打ち上げられたファルコン9ロケットについて、
★.再利用可能な1段目の機体を上空で分離させ、
向きを変えて打ち上げ地点近くに引き戻し、無事着陸させることに成功
した。
搭載していたORBCOMM社<ORBC.O>の衛星11基も全て軌道に乗せた。
6月に無人宇宙船の打ち上げに失敗して以来、スペースXがロケット打ち上げを再開するのは初めてだった。
米東部時間21日午後8時29分(0129GMT=日本時間22日午前10時29分)にケープカナベラル空軍基地から打ち上げられたファルコン9は、
★.数分後に1段目の機体が発射台から約6マイル(約9.7キロ)離れた地点に着陸した。
』
一段目の回収に成功というのはどういう具合でやったのか興味がわく。
考えられるもっとも単純な方法はパラシュートで降下させる方法である。
あのロシアのロケットが宇宙ステーションから人を乗せて帰ってきたとき回収する方法である。
それでも本体は死んでまう。
回収できるのは人間の乗ったユニット部分のみである。
一段目はものすごい重さだろう。
これをパラシュートでは回収できないのではないか。
自走式で着地させることは車輪等をうめこまないといけないからムリだろう。
どうやったのであろうか。
調べてみよう。
『
共同通信 47NEWS 2015年12月22日 12時13分
http://this.kiji.is/51870117440325116?c=39546741839462401
米、ロケット着陸回収に成功
スペースX、再利用で費用削減
【ワシントン共同】
米宇宙ベンチャーのスペースXは21日、衛星打ち上げ後に上空で分離したファルコン9ロケットの
★.1段目の機体をエンジン噴射しながら降下させ、
地上に垂直に着陸させる
ことに成功した。
スペースXは回収した機体に燃料を入れて再利用することで、衛星などの打ち上げ費用を大幅に減らすことを目指している。将来の宇宙旅行時代に向けた大きな前進にもなりそうだ。
11月に別の米ベンチャーのブルーオリジンが垂直に上昇させた機体を着陸させる試験に成功したが、スペースXは米フロリダ州の発射場から大西洋上空まで飛行した機体を再び引き戻して着陸させた。
』
つまり、1段目には降下用のエンジンが予め内蔵されており、このエンジンを操作することにより
地上に垂直に無衝撃でおろしたことになる。
すごいな!!
過去の失敗例の動画がありました。
『
●スペースXのロケット着陸実験失敗
2015/04/16 に公開 視聴回数 517 回
』
『
CNNニュース 2015.12.22 Tue posted at 13:28 JST
http://www.cnn.co.jp/business/35075357.html
スペースXの再利用型ロケット、ようやく着陸に成功
ニューヨーク(CNNMoney)
米民間宇宙企業スペースXは21日夕、フロリダ州ケープカナベラルの空軍基地から再利用型ロケットを打ち上げて、地上に無事着陸させることに成功した。
これまでの打ち上げロケットはスペースシャトルを切り離した後に廃棄されていたが、再利用できれば大幅なコスト引き下げが可能になる。
スペースXは今年1月から6月にかけ、3回にわたってロケットを打ち上げたものの、墜落や爆発でいずれも着陸に失敗。
6月には米航空宇宙局(NASA)の物資を積んだ無人宇宙船が離陸直後に爆発する事故にも見舞われた。
今回の打ち上げの目的は、小型衛星11基を衛星通信会社オーブコムの衛星軌道に乗せることにあった。
小型衛星はすべて軌道に乗せることに成功した。
同社のロケットにかかる経費は6000万~9000万ドル(約73億~109億円)。
「ジャンボジェット機のコストは当社のファルコン9ロケットと同程度だが、
航空会社はロサンゼルス発ニューヨーク行きの片道飛行の後に機体を廃棄したりはしない」
と同社は説明する。
再利用を目的としたロケットの着陸は、米アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)率いる民間宇宙旅行会社ブルー・オリジンが、スペースXに先駆けて11月に成功させていた。
ただスペースX側は自社の着陸がより困難な条件の下で行われた点を強調。
同社広報は今回の成功について
「嵐の中でエンパイアステートビル越しに1本の鉛筆を打ち上げて、
反対側にある靴箱の中に着地させるようなもの」
と形容している。
』
『
TBS系(JNN) 12月22日(火)22時32分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20151222-00000065-jnn-int
スペースX、垂直状態でロケット軟着陸に成功
アメリカの宇宙開発企業「スペースX」は21日、「ファルコン9」ロケットで通信衛星を打ち上げ、1段目の機体を軟着陸させることに成功しました。
宇宙への物資輸送コスト削減のための大きな前進になります。
アメリカのケープ・カナベラル空軍基地から打ち上げられたのは、宇宙開発ベンチャー企業「スペースX」の「ファルコン9」ロケットです。
通信衛星11基を積んだロケットはおよそ100キロメートル上空で2段目を切り離した後、エンジンを噴射して降下を始めます。
そして見事、目標地点に垂直状態で着陸することに成功しました。
スペースX社は、コスト削減のため打ち上げロケットを使い捨てにせず再利用することを目指していますが、垂直状態でロケットの軟着陸に成功したのは今回が初めてのことです。
AP通信によりますと、スペースX社は今年6月に失敗に終わった国際宇宙ステーションへの物資の輸送を来年2月に再開する予定だということです。(22日16:02)
』
『
サーチナニュース 2015-12-30 08:35
http://news.searchina.net/id/1598458?page=1
スペースXだけじゃない
・・・中国でもロケット回収・再使用研究で成果=中国メディア
米企業のスペースXが21日、発射したロケット「ファルコン9」から切り離した1段目ロケットの着陸、回収に成功したことが伝えられ、中国国内でも話題になった。
中国メディア・愛航天網は25日、中国でも多段ロケットの回収技術試験が11月に実施され成果を収めたことを報じた。
記事は、中国キャリアロケット技術研究院研究開発センターが11月下旬に
落下傘を用いた多段ロケットの回収試験を実施した
と紹介。
同センターの関係者による説明として、ロケットの回収には
1].落下傘式、
2].垂直着陸式、
3].ロケットに翼を取り付ける方式
の3タイプがあり、
「スペースXが実施したのは垂直着陸方式で、同センターが成功させたのは落下傘式」であるとした。
今回の試験によって落下傘方式によるロケット回収の実施可能性を確認し、今後さらに大規模なテストを経たうえで、実際の飛行試験実施を目指すと伝えた。
また、ロケットの回収・再利用が未来の宇宙科学業界の発展トレンドであり「商業的にも軍事的にも巨大な価値がある」と紹介。
再利用が可能となれば1段ロケットで80%の、2段ロケットでは98%のコストが削減できるとした。
記事が伝える試験は、スペースXのように実際にロケットを打ち上げてのものではなく、空中から落下傘を投下して行ったもののようで、実用化に向けたテストにはまだ時間がかかりそうだ。
一方でこの記事は、光明網や鳳凰網などさまざまな中国メディアが転載を行っており、一部では「中国でもやっている」という見出しが付けられている。
宇宙航空分野の研究において、米国など先進国に対して強いライバル意識を持っていることの表れと言えそうだ。
』
垂直着陸方式と落下傘式とでは素人目で見て月とスッポンぐらいの差がある。
サーチナニュース 2015-12-30 08:35
http://news.searchina.net/id/1598458?page=1
スペースXだけじゃない
・・・中国でもロケット回収・再使用研究で成果=中国メディア
米企業のスペースXが21日、発射したロケット「ファルコン9」から切り離した1段目ロケットの着陸、回収に成功したことが伝えられ、中国国内でも話題になった。
中国メディア・愛航天網は25日、中国でも多段ロケットの回収技術試験が11月に実施され成果を収めたことを報じた。
記事は、中国キャリアロケット技術研究院研究開発センターが11月下旬に
落下傘を用いた多段ロケットの回収試験を実施した
と紹介。
同センターの関係者による説明として、ロケットの回収には
1].落下傘式、
2].垂直着陸式、
3].ロケットに翼を取り付ける方式
の3タイプがあり、
「スペースXが実施したのは垂直着陸方式で、同センターが成功させたのは落下傘式」であるとした。
今回の試験によって落下傘方式によるロケット回収の実施可能性を確認し、今後さらに大規模なテストを経たうえで、実際の飛行試験実施を目指すと伝えた。
また、ロケットの回収・再利用が未来の宇宙科学業界の発展トレンドであり「商業的にも軍事的にも巨大な価値がある」と紹介。
再利用が可能となれば1段ロケットで80%の、2段ロケットでは98%のコストが削減できるとした。
記事が伝える試験は、スペースXのように実際にロケットを打ち上げてのものではなく、空中から落下傘を投下して行ったもののようで、実用化に向けたテストにはまだ時間がかかりそうだ。
一方でこの記事は、光明網や鳳凰網などさまざまな中国メディアが転載を行っており、一部では「中国でもやっている」という見出しが付けられている。
宇宙航空分野の研究において、米国など先進国に対して強いライバル意識を持っていることの表れと言えそうだ。
』
垂直着陸方式と落下傘式とでは素人目で見て月とスッポンぐらいの差がある。
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