日本が中国の恫喝にまったく動じないのは中国が恐ろしくないからである。
「恐ろしくない」とは、中国の軍事力をあまり高く評価していないからである。
空軍はまともにスクランブルがかけられないし、「尖閣は核心的わが領土」といいながら領海に公船を入れることがあっても、軍船はいれない。
陸軍は世界で2,3位であっても、海軍・空軍は張子の虎、つまりカタログ兵器の軍隊であることを知っているからである。
それは日本も中国も共に知っているということである。
それゆえに中国は日本に武力を向けないし、日本民族は中国の恫喝にほとんど反応しない。
中国は日本のまわりをウロウロするだけだし、日本はそれを過大に捉えてさらなる防衛化を推進している。
日本は本当の戦争キャリアを積んできた国であり民族である。
戦争というものをどういうものか知っている。
その視点からみると、中国の海空軍はほとんど日本人にとっては圧力にはならない。
だから、周辺諸国とくらべると
日本はなぜ中国に屈しないのかという、中国人の疑問
になってくるわけである。
中国として核兵器は使えないし、ミサイル兵器も使えない、
なら日本は中国を恐ろしいと思う要素はない。
もし、中国が核兵器やミサイル兵器を使うときは中国共産党の壊滅する時だと、共産党自身が分かっていることだろう。
日本にとって
中国の海空軍力はカタログ兵器、すなわち仕様書兵器
にすぎず、
実戦対応兵器ではない
と見切ってしまっている、ということになる。
このことは中国自身も理解しているので、それを補うために数だけ並べることになる。
陸軍なら量が大事だが、海と空によって離れている敵には、質が重要になってくる。
いまの段階では、量であって質までには至っていない。
つまり、
中国の軍隊とは劣った兵器を見た目華やかに数だけ並べて、威嚇する程度のシロモノ
にしか日本は認識していない、ということになる。
『
サーチナニュース 2015-12-05 09:21
http://news.searchina.net/id/1596198?page=1
韓国発表の国防技術ランキング、「なんと中国が日本より下?」
=承服しかねる中国メディア
中国メディア・環球網は2日、韓国政府・防衛事業庁の国防技術品質院が2日に発表した主要16カ国の国防技術力調査結果で、米国が1位となったほか、日本、中国、韓国の東アジア3カ国がいずれもトップ10入りしたことを報じた。
記事は、国防技術力のトップ10が
米国、
フランス、
ロシア、
ドイツ、
英国、
日本、
中国、
イスラエル、
韓国・イタリア(9位で同列)
とされたことを紹介。
9位の韓国は総合的な国防技術力が米国の81%であり、
戦車や装甲車、艦艇や火力にで進んだ技術力を持つ。
一方、飛行機や無人機、監視・偵察領域の技術力は米国の78%とやや劣っている
ことが明らかになったとした。
欧米の大国、そしてパレスチナとの対立問題を抱えるイスラエルと並んで東アジア3カ国が揃って名を連ねたことは、地政学的な緊張感の表れと言えそうだ。
経済成長とともに軍事力の強化、軍備の近代化を大々的に進めている
中国だが、韓国政府の見立てではその国防技術力は日本の後塵を拝する
こととなった。
この結果について、一部中国メディアからは納得のいかないような素振りが伺える。
中国新聞網も2日にこのランキングについて紹介したが、なぜか日本に次ぐ7番目に入っているはずの中国の記述が抜けている。
そして、中国新聞網の記事を転載した捜狐軍事は、そのタイトルを
「中国がなんと日本に負けている」
と変更して掲載した。
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2015年12月25日(金) 8時10分
http://www.recordchina.co.jp/a125802.html
中国が軍用機保有数で世界3位、
日本は5位―中国メディア
2015年12月24日、中国メディア・環球網によると、中国は2015年末時点で軍用の固定翼機とヘリの保有台数が世界3位であることが分かった。
22日付のロシアメディアによると、調査機関のフライト・インターナショナルはこのほど、世界各国の空軍状況に関する年次報告書を発表した。
それによると、軍用機の保有台数で世界最多は
米国で、全世界の26%にあたる1万3700機
を保有している。
2位はロシアで3500機(7%)、
3位は中国で2940機(6%)
だった。
4〜10位は、
インド(2090機、4%)、
日本(1600機、3%)、
韓国(1430機、3%)、
フランス(1280機、2%)、
エジプト(1130機、2%)、
トルコ(1000機)、
北朝鮮(950機)
の順。
世界全体の軍用機の保有台数は5万2100機。
今年1月以降に増加した400機のうち150機はロシアで、伸び率は30%超と世界最高だった。
』
『
時事通信 12月31日(木)17時29分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151231-00000057-jij-cn
中国軍、初の国産空母を建造
=2隻目、政府が初確認―南シナ海で運用か
【北京時事】中国国防省の楊宇軍報道官は31日の記者会見で、初の国産空母を設計・建造していると発表した。
中国では旧ソ連製空母を改修し、2012年9月に就役した「遼寧」に続き2隻目の空母となる。
中国政府が確認したのは初めて。
楊報道官は「2隻目の空母の研究・製造を始めており、設計・建造を自主展開している」として国産空母を建造中であることを認めた。
遼寧省大連で建造しているとも明かし、主に訓練用として使われている「遼寧」の研究結果を基に性能を向上させる計画だという。
楊報道官によると、排水量は約5万トン級で、「遼寧」(6万7000トン)より小規模。
国産主力戦闘機「殲15」を搭載する。
共産党筋によれば、国産空母は大連のほか、上海・長興島でも建造が進んでいる。
中国軍は、南シナ海での米国などとの対立を踏まえ、複数の空母の実戦運用を検討している。
国産空母は南シナ海での運用を念頭に海南島に配備されるとみられる。
』
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