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近年、世界の流転は激しい。
今日いいことも、明日は悪くなっていることはザラにある。
絶対に崩れないだろうと思っていた石油が、あれよあれよと下落した。
なら、レアアースなどは棒どころか爪楊枝にもならない。
昨今の時流は速過ぎて、見通しがたたない。
『もって3年間』
というのがいいところだろう。
国家すら3年たれば危うくなる。
驕慢強国の韓国ですら3年ももたずに『ヘル朝鮮』となり、日本に助けの手を出しつつある、
まして、レアアースなどというケチなものではどうにもならない。
『
サーチナニュース 2015-12-27 13:34
http://biz.searchina.net/id/1598157?page=1
尖閣沖の衝突事件が契機だった
・・・中国レアアース産業が苦境に
2010年に発生した尖閣諸島(中国名:釣魚島)沖で発生した中国漁船衝突事件とその後の日中間の摩擦を受け、
中国は報復措置としてレアアースの輸出規制を実施した。
だが同事件をきっかけに、中国産レアアースを取り巻く環境は一変し、今ではレアアース採掘業が危機に瀕しているようだ。
中国メディア中国国門時報は
「わが国のレアアース輸出は量は増えても、価格が下落し、困難に直面している」
と伝え、レアアース市場で中国が抱える問題点を挙げた。
中国は世界有数のレアアース埋蔵量を誇り、生産量および輸出量などで世界一のレアアース大国だ。
中国政府は2015年、レアアース政策の調整として輸出割当制度を廃止し、輸出税も撤廃したが、それにともなってレアアース輸出量は増えたものの価格は下落してしまったという。
記事は、15年1月-9月の統計として、レアアースの輸出量は前年比15.8%増だったものの、輸出額は同5.9%減となったことを紹介。
さらに中国レアアース業界が困難に陥った理由として、輸出税の撤廃などによって企業のレアアース生産にかかるコストが低下し、価格低下に拍車がかかったと指摘したほか、中国レアアース業界には価格決定権がなく、生産企業は生き延びるために安くてもレアアースの採掘と輸出を行わざるをえない状況に陥っていると論じた。
さらに記事は、レアアース業界においても「生産能力の過剰」が深刻化していることを挙げ、2011年以前のレアアース生産量は18-20万トンだったものが、11年年末には30万トン、14年には40万トン前後と増産を続けてきたことを紹介。
しかし、増産されたレアアース製品は低品質なものばかりだと指摘し、
中国は技術的理由から質の高い製品を生産できない
のもレアアース業界が困難に陥った理由と論じた。
中国には莫大な規模のレアアース資源が埋蔵しているが、その潤沢な資源を有効活用できているとは言い難い状況にある。
中国国内ではレアアースの違法採掘や密輸も横行しており、一部の悪徳業者が業界全体の足を引っ張っている状況だ。
』