中国の軍事力についてのメデイアはいろいろな主張があって面白い。
時に抗日ドラマのように素手で日本兵を引き裂くようなレベルの滑稽なものも多くある。
『
レコードチャイナ 2015-09-14 06:15
http://news.searchina.net/id/1588535?page=1
「J-20」戦闘機は「F-22」にかなわない!
レーダー、ステルス性、搭載兵器が「全部ダメ」、
エンジンのひどさは「言わずもがな」=中国メディア
●写真は新浪網の上記記事掲載頁キャプチャー
レーダー、搭載兵器、ステルス性のすべてで「F-22」よりも劣り、しかもエンジンが
「遥かに及ばないことは周知の通り」
と論じた。
中国では軍事技術関連の記事が盛んに発表されている。
自国が運用する兵器や軍事力を「絶賛」する記事がある一方で、米国などにははるかに及ばないとする記事もあるなど、主張が極端に分かれる傾向がある。
記事は、相手機を探知する方法としてはレーダー、(相手側の)レーダー波探知、光電式探知の3種類があるが、J-20はいずれもF-22よりも能力が大きく劣ると主張。
例えばF-22のレーダー装置に用いられる集積回路には「ガリウムヒ素(GaAs)サブストレート技術」が用いられているが、中国は同技術について未成熟と指摘した。
結果として、J-20は相手側の電子妨害を受けやすく、交戦中に「目や耳を奪われることになる」と説明。
J-20はレーダーだけでなくレーダー波探知、光電式探知能力でも、F-22などに比べると劣っているという。
記事は続けて、
ステルス能力でもJ-20はF-22の「10分の1」程度と指摘。
まず、電波を吸収する塗料だが、F-22は幅広い波長に対応しているが、J-20の塗料が対応できる電波は「比較的単一」であり、レーダーアンテナが大きいことや機体の形状そのものが、ステルス性を低めているという。
結果として、
「例えば、F-22が100キロメートルの距離でJ-20を発見したとしても、
J-20がF-22を発見できるのは70キロメートル余りに接近してから。
F-22がミサイルを発射した時点で、J-20は相手のロックオンも出来ていないことになる」
と説明した。
搭載ミサイルについては、米国の「「ATM-9X」」は中国の「PL-12(霹靂-12)」と比べて機動性に優れ、より遠方からのロックオンが可能と指摘。
さらに、米国「AIM-120D」などはデータリンクにも対応しており、いったん発射された場合
「逃れるのは困難」
と主張した。
エンジンの性能については詳しく論じなかったが
「F-22はJ-20に比べて、12年分程度の差をつけている」
と主張。
現在の中国の軍事報道について
「多くのメディアがJ-20はF-22よりも優れていると煽り立てているが、
明らかに人をあざむいている」
と批判し、
「差をつけられているのは、恐ろしいことでない。
差を正視せず、未来への発展性を閉ざしてしまうこそ、真に恐ろしいことだ」
と主張した。
』
『
サーチナニュース 2015-09-15 06:17
http://news.searchina.net/id/1588720?page=1
「J-20」戦闘機、新たな試作機を確認
・・・「ダイバータレス超音速インレット」部分に違い
●(写真は新浪網の上記記事掲載頁キャプチャー)
中国メディアの観察者はこのほど、中国が開発中のステルス機「J-20(殲-20)」の新たな機体が確認されたと報じた。
同記事は新浪網、騰訊網、鳳凰網、捜狐など、多くの中国サイトが転載した。
機体番号が「2016」と表示された写真がインターネットで広まった。
施設内で滑走試験をしている光景で、「新たな機体」とみなされている。
機体全体のデザインは過去に“確認”されたJ-20と基本的に同じだが、「ダイバータレス超音速インレット(DSI)」部分のふくらみの形状が変更された。
DSIとは、エアインテーク(空気吸入口)の形状のひとつ。
古いタイプのジェット戦闘機などでは、機体前部にエアインテークを設けることが多かったが、その後は、機体側部や下部に設けることが一般的になった。
その場合、機体壁近くでエアインテークに流れ込んでくる空気は「機体との“摩擦”で前方から飛び込んでくる勢い」がそがれてしまい、結果としてエンジンの効率が落ちる。
そのため、エアインテークは機体壁からある程度は離して取り付けられたが、その場合には機体全体の空気抵抗が増すという問題が発生する。
DSIでは、取り込み口前方の機体壁を曲線的に膨らませて、空気の流れを調整する方式だ。
曲線的な形状によるステルス性の向上も期待できる場合があるという。
J-20の「2016号機」におけるDSI部分の形状変更については、「機体のふくらみの内側に、ある種の探知装置を搭載した」との見方も出ている。
また、機種部分の塗装や右側のウェポンベイ(武器搭載庫)の形状にも、若干の変化があるという。
**********
◆解説◆
J-20についてはこれまで機体番号により、8機の検証機/試作機が作られたとされる。
公式発表ではなく、インターネットでそれぞれの機体番号が確認できる写真が広まった。
開発中の兵器類について、中国でしばしば発生する現象だが、
軍側が故意にリークしている可能性が高い。
J-20では、「2004号機は2002号機を改造したもの」と、内部関係者でなければ確認不能な情報も「確実」とされている。
軍事施設または軍需工場内で撮影したとしか思えない写真も多い。
J-20の2016号機の滑走試験も、施設内の撮影と思われる。
中国軍部は秘密主義の傾向が極めて強く、軍以外がいったん公開した情報が削除される場合があるが、開発中の兵器類について出回る写真については、掲載されつづけることが一般的だ。
』
『
サーチナニュース 2015-09-17 06:03
http://news.searchina.net/id/1589027?page=1
「J-20」戦闘機を500機保有すれば!
・・・中国は世界一の「空軍国」になる=中国メディア
中国メディアの新浪網はこのほど、開発中の「J-20(殲-20)」戦闘機を500機製造することが、中国が世界一の空軍大国になることにつながると主張する記事を発表した。
記事は、J-20の開発と配備についての計画を詳解。
同計画によれば、J-20は2015年前後に解放軍の滄州試訓中心(滄州実証センター、河北省滄州市)に引き渡され、2017年前後に空軍実戦部隊に配備される。
さらに2019年ごろには、初期作戦能力を獲得する。
記事は、世界の第5世代戦闘機について、ロシアの「PAK FA(T-50)」については、「醜聞が絶えない」と指摘。
「アビオニクス(電子装置)や素材、ステルス性で、『T-50』がJ-20にかなわないのは明らか」、
「実戦配備できるかどうかも断言できない」
などと酷評した。
米国の「F-22」については
「187機をもって生産ラインを閉鎖」
と指摘。
さらに、エアインテークの問題で、頻繁に飛行停止になっているとして「行き詰まり」と主張。
「F-35」については、開発がしばしば遅れ、総合性能でも
「T-50にかなわない。
まして、J-20に匹敵するわけがない」
と論じた。
記事は自国の将来について「J-20を500機保有すれば、わが空軍は一躍、世界トップの空軍になる」と主張。
一方で、
「J-20は空母に搭載できない。
わが国には海外基地もない」
として、J-20は基本的に国土上空の制空権を確保するためだけに用いると主張した。
**********
◆解説◆
あくまでも「仮に」だが、上記記事のようにJ-20がT-50やF-35よりも「強大な戦闘機」としても、「大量配備で世界一の空軍国になれる」かどうかには、大きな疑問が残る。
中国がこのところ、軍事力を大幅に伸ばしてきた背景には、1990年代から続いた経済の高度成長があった。
中国製の兵器は安価とはいえ、世界最先端の戦闘機の開発・生産は国家予算に大きな負担を与えるはずだ。
経済の減速が目立つようになった現在、これまでのように「湯水のように軍事予算が使える」状況が続くかどうかは、疑問だ。
今後は軍事予算の規模について共産党上層部、あるいは解放軍と「文民幹部」の間で考え方の対立が発生する可能性も否定できない。
その場合、中国の政権は不安定な状態になることもあり得る。
』
『
サーチナニュース 2015-09-19 07:03
http://news.searchina.net/id/1589328?page=1
「J-20」に搭載? 全然間に合わない!
・・・国産エンジン「WS-15」の開発に大幅な遅れ
中国の大手ポータルサイト「新浪網」は、自国で開発中の戦闘機「J-20(殲-20)」の大量配備で、中国は世界一の空軍国になれると主張する記事中で、
同機への搭載を念頭に置く「WS-15(渦扇-15)」エンジンの開発は極めて遅れており、実戦配備に間に合わないとの見方を示した。
同記事によると、J-20は2017年ごろには配備が始まる。
しかしWS-15の開発は大幅に遅れており、とうてい間に合わない。
そのため、J-20はロシア製の「Al-31FM2(99M2)」または「AL-41F1S(117S)」を搭載すると主張した。
その後は、「WS-15」の“成熟”を待って、2020年ごろに、同エンジンを搭載したJ-20が登場するとの見方を示した。
**********
◆解説◆
中国の「軍事関連記事」には“突っ込み所”が多い場合が多い。
上記記事もそうだ。まず、米国、ロシア、中国などが武器輸出に力を入れている理由だ。
単純に「儲け」を得ることが目的ではない。
武器の開発には膨大な資金が必要だ。
一方で、開発できた武器の「販路」が広がれば、軍需企業は大きな利益を得る。
豊富な資金は、次の開発に役立つ。
開発コストの回収で価格の引き下げも可能になり、自国における保有数を増やしやすくなる。
つまり、武器類の輸出は、自国の軍事力強化につながる。
ただし武器輸出が自国の脅威につながってはならない。
現在は友好的だが、将来に関係が険悪化することもある。
よい例がかつての中ソだ。
社会主義陣営のリーダーだったソ連は成立直後の中華人民共和国の国家建設を全面的に支援したがその後、両国間に深刻な対立が発生。
かなり大規模な武力衝突も発生した。
★.現在のロシアが中国に武器類を売っているのは、
「仮に関係が悪化しても自国の深刻な脅威にはならない」
と判断しているからにほかならない。
上記記事は、ロシアが開発中の「PAK FA(T-50)」を「アビオニクス(電子装置)も素材もステルス性もJ-20にかなわないのは明らか」と酷評した。
仮に正しいとすれば、中国に高性能のエンジンを供給して、自国の最新鋭戦闘機を圧倒する戦闘機の出現を許すとは考えにくい。
J-20は性能を十分に発揮できない「低性能エンジン」を使うしかないことになる。
』
サーチナニュース 2015-09-15 06:17
http://news.searchina.net/id/1588720?page=1
「J-20」戦闘機、新たな試作機を確認
・・・「ダイバータレス超音速インレット」部分に違い
●(写真は新浪網の上記記事掲載頁キャプチャー)
中国メディアの観察者はこのほど、中国が開発中のステルス機「J-20(殲-20)」の新たな機体が確認されたと報じた。
同記事は新浪網、騰訊網、鳳凰網、捜狐など、多くの中国サイトが転載した。
機体番号が「2016」と表示された写真がインターネットで広まった。
施設内で滑走試験をしている光景で、「新たな機体」とみなされている。
機体全体のデザインは過去に“確認”されたJ-20と基本的に同じだが、「ダイバータレス超音速インレット(DSI)」部分のふくらみの形状が変更された。
DSIとは、エアインテーク(空気吸入口)の形状のひとつ。
古いタイプのジェット戦闘機などでは、機体前部にエアインテークを設けることが多かったが、その後は、機体側部や下部に設けることが一般的になった。
その場合、機体壁近くでエアインテークに流れ込んでくる空気は「機体との“摩擦”で前方から飛び込んでくる勢い」がそがれてしまい、結果としてエンジンの効率が落ちる。
そのため、エアインテークは機体壁からある程度は離して取り付けられたが、その場合には機体全体の空気抵抗が増すという問題が発生する。
DSIでは、取り込み口前方の機体壁を曲線的に膨らませて、空気の流れを調整する方式だ。
曲線的な形状によるステルス性の向上も期待できる場合があるという。
J-20の「2016号機」におけるDSI部分の形状変更については、「機体のふくらみの内側に、ある種の探知装置を搭載した」との見方も出ている。
また、機種部分の塗装や右側のウェポンベイ(武器搭載庫)の形状にも、若干の変化があるという。
**********
◆解説◆
J-20についてはこれまで機体番号により、8機の検証機/試作機が作られたとされる。
公式発表ではなく、インターネットでそれぞれの機体番号が確認できる写真が広まった。
開発中の兵器類について、中国でしばしば発生する現象だが、
軍側が故意にリークしている可能性が高い。
J-20では、「2004号機は2002号機を改造したもの」と、内部関係者でなければ確認不能な情報も「確実」とされている。
軍事施設または軍需工場内で撮影したとしか思えない写真も多い。
J-20の2016号機の滑走試験も、施設内の撮影と思われる。
中国軍部は秘密主義の傾向が極めて強く、軍以外がいったん公開した情報が削除される場合があるが、開発中の兵器類について出回る写真については、掲載されつづけることが一般的だ。
』
『
サーチナニュース 2015-09-17 06:03
http://news.searchina.net/id/1589027?page=1
「J-20」戦闘機を500機保有すれば!
・・・中国は世界一の「空軍国」になる=中国メディア
中国メディアの新浪網はこのほど、開発中の「J-20(殲-20)」戦闘機を500機製造することが、中国が世界一の空軍大国になることにつながると主張する記事を発表した。
記事は、J-20の開発と配備についての計画を詳解。
同計画によれば、J-20は2015年前後に解放軍の滄州試訓中心(滄州実証センター、河北省滄州市)に引き渡され、2017年前後に空軍実戦部隊に配備される。
さらに2019年ごろには、初期作戦能力を獲得する。
記事は、世界の第5世代戦闘機について、ロシアの「PAK FA(T-50)」については、「醜聞が絶えない」と指摘。
「アビオニクス(電子装置)や素材、ステルス性で、『T-50』がJ-20にかなわないのは明らか」、
「実戦配備できるかどうかも断言できない」
などと酷評した。
米国の「F-22」については
「187機をもって生産ラインを閉鎖」
と指摘。
さらに、エアインテークの問題で、頻繁に飛行停止になっているとして「行き詰まり」と主張。
「F-35」については、開発がしばしば遅れ、総合性能でも
「T-50にかなわない。
まして、J-20に匹敵するわけがない」
と論じた。
記事は自国の将来について「J-20を500機保有すれば、わが空軍は一躍、世界トップの空軍になる」と主張。
一方で、
「J-20は空母に搭載できない。
わが国には海外基地もない」
として、J-20は基本的に国土上空の制空権を確保するためだけに用いると主張した。
**********
◆解説◆
あくまでも「仮に」だが、上記記事のようにJ-20がT-50やF-35よりも「強大な戦闘機」としても、「大量配備で世界一の空軍国になれる」かどうかには、大きな疑問が残る。
中国がこのところ、軍事力を大幅に伸ばしてきた背景には、1990年代から続いた経済の高度成長があった。
中国製の兵器は安価とはいえ、世界最先端の戦闘機の開発・生産は国家予算に大きな負担を与えるはずだ。
経済の減速が目立つようになった現在、これまでのように「湯水のように軍事予算が使える」状況が続くかどうかは、疑問だ。
今後は軍事予算の規模について共産党上層部、あるいは解放軍と「文民幹部」の間で考え方の対立が発生する可能性も否定できない。
その場合、中国の政権は不安定な状態になることもあり得る。
』
『
サーチナニュース 2015-09-19 07:03
http://news.searchina.net/id/1589328?page=1
「J-20」に搭載? 全然間に合わない!
・・・国産エンジン「WS-15」の開発に大幅な遅れ
中国の大手ポータルサイト「新浪網」は、自国で開発中の戦闘機「J-20(殲-20)」の大量配備で、中国は世界一の空軍国になれると主張する記事中で、
同機への搭載を念頭に置く「WS-15(渦扇-15)」エンジンの開発は極めて遅れており、実戦配備に間に合わないとの見方を示した。
同記事によると、J-20は2017年ごろには配備が始まる。
しかしWS-15の開発は大幅に遅れており、とうてい間に合わない。
そのため、J-20はロシア製の「Al-31FM2(99M2)」または「AL-41F1S(117S)」を搭載すると主張した。
その後は、「WS-15」の“成熟”を待って、2020年ごろに、同エンジンを搭載したJ-20が登場するとの見方を示した。
**********
◆解説◆
中国の「軍事関連記事」には“突っ込み所”が多い場合が多い。
上記記事もそうだ。まず、米国、ロシア、中国などが武器輸出に力を入れている理由だ。
単純に「儲け」を得ることが目的ではない。
武器の開発には膨大な資金が必要だ。
一方で、開発できた武器の「販路」が広がれば、軍需企業は大きな利益を得る。
豊富な資金は、次の開発に役立つ。
開発コストの回収で価格の引き下げも可能になり、自国における保有数を増やしやすくなる。
つまり、武器類の輸出は、自国の軍事力強化につながる。
ただし武器輸出が自国の脅威につながってはならない。
現在は友好的だが、将来に関係が険悪化することもある。
よい例がかつての中ソだ。
社会主義陣営のリーダーだったソ連は成立直後の中華人民共和国の国家建設を全面的に支援したがその後、両国間に深刻な対立が発生。
かなり大規模な武力衝突も発生した。
★.現在のロシアが中国に武器類を売っているのは、
「仮に関係が悪化しても自国の深刻な脅威にはならない」
と判断しているからにほかならない。
上記記事は、ロシアが開発中の「PAK FA(T-50)」を「アビオニクス(電子装置)も素材もステルス性もJ-20にかなわないのは明らか」と酷評した。
仮に正しいとすれば、中国に高性能のエンジンを供給して、自国の最新鋭戦闘機を圧倒する戦闘機の出現を許すとは考えにくい。
J-20は性能を十分に発揮できない「低性能エンジン」を使うしかないことになる。
』
『
サーチナニュース 2015-09-18 06:03
http://news.searchina.net/id/1589176?page=1
米空母を撃沈! 「J-20」「J-15」「YJ-12」、戦闘機とミサイルの組み合わせで可能!
=中国メディア
中国の大手ポータルサイト「新浪網」は、徹底した防空対策がなされている米航空母艦も、
戦闘機の「J-20(殲-20)」「J-15」、空対艦ミサイルの「YJ-12(鷹撃-12)」の組み合わせで撃沈または戦闘能力を喪失させることができる
と主張する記事を発表した。
記事はまず、かつての堅牢な装甲を施した戦艦などと異なり、現在の軍艦は一般に
「薄い皮の中に餡をつめている」構造
で、被弾には弱いと指摘。
例として、米ミサイル駆逐艦の「コール」が2000年、停泊中のイエメンのアデン港でゴムボートを使った自爆テロ攻撃を受け、行動能力を喪失した例を挙げた。
記事は続けて空母は例外と主張。
船体が巨大で膨大な防水区画があるなどで、資金をかけて「生存能力」を向上させていると指摘。
「特に大型原子力空母の場合はそうだ」と主張した。
ただし空母も、作戦行動中には被弾に弱く、甲板上に露出した搭載機や各種弾薬が誘爆すれば、甚大な被害が発生すると論じた。
ミサイルが空母に向けて発射された場合、被弾を困難にするのは、
ミサイルの「高速性」、
「途中で航路を変えるなどの機動性」、
「海面を這うように飛ぶ低高度」
と指摘。
中国の空対艦ミサイル「YJ-12」は、ミサイル兵器において開発の趨勢である「ミサイル自体のステルス性」は実現していないが、伝統的に空母攻撃の成功率を高める前述の3要素を備えていると主張した。
記事は続けて、YJ-12にとって、「生き残りが最も難しいのはJ-15に搭載されている時点」と指摘。
J-15にもYJ-12にもステルス性がないため容易に探知され、しかもYJ-12を搭載するJ-15は機動性が低下していると論じた。
仮にYJ-12を搭載するJ-15が敵戦闘機に迎撃されれば、YJ-12を直ちに捨てなければ応戦は無理だという。
記事は続けて、J-15とYJ-12の組み合わせで空母を攻撃する際、
「制空権を確保してくれる戦友」がJ-20と指摘。YJ-12が米空母という強大な相手に向かう際、J-20による強力な援護を得てこそ、戦闘能力のすべてを発揮できる
と主張した。
』
『
サーチナニュース 2015-09-22 07:03
http://news.searchina.net/id/1589437?page=1
ロシアは没落しつつある「航空大国」だ!
・・・過去の遺産食いつぶし、見る影もなし=中国メディア
中国の大手ポータルサイト「新浪網」はこのほど、
「J-20戦闘機にロシアはとても追いつけない。
古い元手を食いつくし、なすすべもなし」
と題する記事を掲載した。
記事はまず、8月下旬に開催されたモスクワ航空ショーを紹介。
ロシアは伝統的な航空大国として、多くの航空機や装備を出展したと論じ、その代表格として、公開される機会の少ない「Su-15」や「MiG1.44」などの戦闘機を挙げた。
しかし記事は、ロシアの出展について「現役や退役した航空装備」として、「航空大国としてのロシアが没落しつつある事実を覆い隠すことは難しかった」と主張した。
問題点として、ソ連崩壊後にロシアは多くの国際的にも先進的な科学技術を継承したが、その後の国防科学技術への注力が合理的でなかったと主張。
「ソ連から元手を引き継いだ以外、ほとんど何もできなかった」
と論じた。
現在のロシアには、ソ連解体後に着手された新たな航空装備はなく、ロシアが全力で取り組んでいる「PAK FA(T-50)」の開発も、順調ではないと指摘。
理由として、航空兵力関連の技術開発には、長期に渡り大量の資金を投じる必要があり、新たな装備が開発され配備されても、長期に渡って大量の資金を必要とする訓練が必要と論じた。
記事は、
空軍の戦力維持はすべての段階に渡って
「紙幣を燃やす」ような資金投入が必要であり、
現在のロシアには大量の予算を国防のために投じることは不可能と主張した。
中国については「航空工業が近年になり、巨大な進歩を獲得」と主張。
「J-20(殲-20)」と「J-31」により、米国に次いで世界で2番目のステルス戦闘機を保有する国になったほか、無人航空機の分野でも、目覚ましい発展を見ていると主張した。
記事は、ロシアの航空工業について「没落の速度を速めるだけ」と主張。
「発展や刷新は、全くの荒唐無稽な議論」と酷評した。
**********
◆解説◆
中国では軍事関連の記事が多く発表されている。
「威勢のよさ」を売り物にする記事も目立つ。
上記記事も、現実を詳細に分析するというよりも、読者を喜ばせる“娯楽的要素”の大きい記事と言える。
資金不足によりロシアの軍需産業では開発の速度が低下しているのは事実だが、中国の兵器開発が「破竹の勢い」というわけでもない。
主力戦闘機の「J-11」シリーズは、ロシアの「Su-27」を土台に、無許可で改良を施した機体。
さらに、中国製エンジンは性能と信頼性が低く、「
J-20」などについても現状では、ロシアからエンジンを輸入しないことには「まともに飛ばせる目算」が立っていない。
』
http://news.searchina.net/id/1589176?page=1
米空母を撃沈! 「J-20」「J-15」「YJ-12」、戦闘機とミサイルの組み合わせで可能!
=中国メディア
中国の大手ポータルサイト「新浪網」は、徹底した防空対策がなされている米航空母艦も、
戦闘機の「J-20(殲-20)」「J-15」、空対艦ミサイルの「YJ-12(鷹撃-12)」の組み合わせで撃沈または戦闘能力を喪失させることができる
と主張する記事を発表した。
記事はまず、かつての堅牢な装甲を施した戦艦などと異なり、現在の軍艦は一般に
「薄い皮の中に餡をつめている」構造
で、被弾には弱いと指摘。
例として、米ミサイル駆逐艦の「コール」が2000年、停泊中のイエメンのアデン港でゴムボートを使った自爆テロ攻撃を受け、行動能力を喪失した例を挙げた。
記事は続けて空母は例外と主張。
船体が巨大で膨大な防水区画があるなどで、資金をかけて「生存能力」を向上させていると指摘。
「特に大型原子力空母の場合はそうだ」と主張した。
ただし空母も、作戦行動中には被弾に弱く、甲板上に露出した搭載機や各種弾薬が誘爆すれば、甚大な被害が発生すると論じた。
ミサイルが空母に向けて発射された場合、被弾を困難にするのは、
ミサイルの「高速性」、
「途中で航路を変えるなどの機動性」、
「海面を這うように飛ぶ低高度」
と指摘。
中国の空対艦ミサイル「YJ-12」は、ミサイル兵器において開発の趨勢である「ミサイル自体のステルス性」は実現していないが、伝統的に空母攻撃の成功率を高める前述の3要素を備えていると主張した。
記事は続けて、YJ-12にとって、「生き残りが最も難しいのはJ-15に搭載されている時点」と指摘。
J-15にもYJ-12にもステルス性がないため容易に探知され、しかもYJ-12を搭載するJ-15は機動性が低下していると論じた。
仮にYJ-12を搭載するJ-15が敵戦闘機に迎撃されれば、YJ-12を直ちに捨てなければ応戦は無理だという。
記事は続けて、J-15とYJ-12の組み合わせで空母を攻撃する際、
「制空権を確保してくれる戦友」がJ-20と指摘。YJ-12が米空母という強大な相手に向かう際、J-20による強力な援護を得てこそ、戦闘能力のすべてを発揮できる
と主張した。
』
『
サーチナニュース 2015-09-22 07:03
http://news.searchina.net/id/1589437?page=1
ロシアは没落しつつある「航空大国」だ!
・・・過去の遺産食いつぶし、見る影もなし=中国メディア
中国の大手ポータルサイト「新浪網」はこのほど、
「J-20戦闘機にロシアはとても追いつけない。
古い元手を食いつくし、なすすべもなし」
と題する記事を掲載した。
記事はまず、8月下旬に開催されたモスクワ航空ショーを紹介。
ロシアは伝統的な航空大国として、多くの航空機や装備を出展したと論じ、その代表格として、公開される機会の少ない「Su-15」や「MiG1.44」などの戦闘機を挙げた。
しかし記事は、ロシアの出展について「現役や退役した航空装備」として、「航空大国としてのロシアが没落しつつある事実を覆い隠すことは難しかった」と主張した。
問題点として、ソ連崩壊後にロシアは多くの国際的にも先進的な科学技術を継承したが、その後の国防科学技術への注力が合理的でなかったと主張。
「ソ連から元手を引き継いだ以外、ほとんど何もできなかった」
と論じた。
現在のロシアには、ソ連解体後に着手された新たな航空装備はなく、ロシアが全力で取り組んでいる「PAK FA(T-50)」の開発も、順調ではないと指摘。
理由として、航空兵力関連の技術開発には、長期に渡り大量の資金を投じる必要があり、新たな装備が開発され配備されても、長期に渡って大量の資金を必要とする訓練が必要と論じた。
記事は、
空軍の戦力維持はすべての段階に渡って
「紙幣を燃やす」ような資金投入が必要であり、
現在のロシアには大量の予算を国防のために投じることは不可能と主張した。
中国については「航空工業が近年になり、巨大な進歩を獲得」と主張。
「J-20(殲-20)」と「J-31」により、米国に次いで世界で2番目のステルス戦闘機を保有する国になったほか、無人航空機の分野でも、目覚ましい発展を見ていると主張した。
記事は、ロシアの航空工業について「没落の速度を速めるだけ」と主張。
「発展や刷新は、全くの荒唐無稽な議論」と酷評した。
**********
◆解説◆
中国では軍事関連の記事が多く発表されている。
「威勢のよさ」を売り物にする記事も目立つ。
上記記事も、現実を詳細に分析するというよりも、読者を喜ばせる“娯楽的要素”の大きい記事と言える。
資金不足によりロシアの軍需産業では開発の速度が低下しているのは事実だが、中国の兵器開発が「破竹の勢い」というわけでもない。
主力戦闘機の「J-11」シリーズは、ロシアの「Su-27」を土台に、無許可で改良を施した機体。
さらに、中国製エンジンは性能と信頼性が低く、「
J-20」などについても現状では、ロシアからエンジンを輸入しないことには「まともに飛ばせる目算」が立っていない。
』
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サーチナニュース 2015-10-21 09:49
http://news.searchina.net/id/1591960?page=1
「自衛隊『F-15J』戦闘機は、近接戦なら中国『J-20』に勝つ」との米報道
中国メディアが猛反発
外交、軍事を扱う米誌「ザ・ナショナル・インタレスト」は公式サイトで16日、
★.中国が開発中のステルス戦闘機「J-20(殲-20)」
は近接戦の場合、日本の航空自衛隊の「F-15J」にかなわないとする記事を発表した。
中国メディアの環球網は19日、同記事に猛反発する記事を発表した。
「ザ・ナショナル・インタレスト」に掲載された記事(以下、米記事)は、J-20については使用目的が不明と指摘。
航続距離が長いと考えられるので、ロシアの「MiG-31」のように、相手側の空中給油機や早期警戒機、偵察機を標的にするか、米国の「F-111」のように中型爆撃機としての機能を生かし、沖縄や日本本土を攻撃目標とする可能性がもあるとの考えを示した。
米記事は続けて、J-20とF-15Jが戦うと仮定して論を進めた。遠距離の場合にはレーダー反射断面積を小さくした、つまりステルス性を獲得させたJ-20の方が有利と主張。
J-15Fは視界外にあるJ-20を発見するのが困難と指摘。特に射程が400キロメートルと長大な空対空ミサイル「PL-15(霹靂-15)」で攻撃した場合、J-20は有利と論じた。
ただし米記事は近接戦になった場合にはF-15Jの方が有利と主張。
J-20の最大の問題はエンジンの問題に起因する推力不足で、F-15Jは強大なエンジンを搭載し、「ドッグファイト能力」には定評があると指摘。
またJ-20は機関砲の搭載が確認されていないが、近接戦になればJ-15Jの機関砲は威力を発揮すると論じた。
環球網は、米記事に猛反発。
演習時にJ-20が旧世代機に撃墜された判定を受けたことはあったが、実戦は別と主張。
J-20はステルス性、武器、電子機器などで優勢であり、F-15Jは遠距離からのJ-20の攻撃をかわしたとしても、回避行動で大量のエネルギーを使い果たしてしまい、近接してからも戦いの主導権を握ることはできない、米記事にある「近接戦ならばF-15Jが優位」という主張には、「その前提がそもそも存在しない」と主張した。
環球網は「F-15JはJ-11シリーズと比較すべきであり、J-20と比較することはドンキホーテのような荒唐無稽の感がある」と米記事を批判。
さらに、見出しでは米国記事の主張を「神の結論」と評した。
「神の結論」とは、中国で制作される抗日ドラマなどを批判する際に用いられる「抗日神劇」という言葉のもじり。
「神劇」とは、中国人側が「非科学的な神のような能力で日本兵を倒すから」ついた名称などとされている。
』
『
サーチナニュース 2015-12-11 07:35
http://news.searchina.net/id/1596732?page=1
ステルス戦闘機「殲-20」開発は最終段階、
実用レベルに近い=中国
ステルス戦闘機「J-20(殲-20)」が間もなく部隊に配備される――。
中国共産党機関紙・人民日報の電子版はこのほど、中国の軍事専門家のコメントを引用し、殲-20の開発が最終段階に来ていることを明らかにした。
記事は11月24日に「2017」の番号を持つ殲-20のテスト飛行が行われたことを紹介している。
中国はこれまで「2001」、「2002」、「2011」、「2012」、「2013」、「2015」、「2016」、「2017」の番号を持つ計8機のステルス機を試作している。
このほどテスト飛行を行った「2017」に加えられた変更箇所について報道されているのは、キャノピー部の金属メッキ膜の採用および形状変更によってステルス性と運動性能を向上させたことだが、記事の内容で特に注目すべきは「2016」の番号を持つ殲-20のテスト飛行が行われたのは9月18日であり、わずか2カ月余りで「2017」のテスト飛行が行われたという点だ。
これほど短期間に「2017」の開発・テスト飛行が行われたことについて、記事は軍事専門家の見解として「2016」テスト飛行時の結果が満足のいく内容で、運動性能やステルス性能、搭載機器のテスト結果が「すでに実用レベルに達したか」もしくは「実用レベルに近いもの」であったため、大きな改良を行う必要がなかったのではないかと主張した。
上記の考察のもと、記事は「殲-20の開発は最終段階に入った可能性がある」と伝えている。
殲-20の開発が最終段階にあるとすれば、それは日本の国防にとって非常に大きな意味を持つ。
殲-20が高いステルス性能を持ち、レーダーで探知できないということになれば、日本の安全保障にとっては大きな脅威だからだ。
中国の技術開発の速度は日本の国防にとって大きな脅威となっている。
』
サーチナニュース 2015-10-21 09:49
http://news.searchina.net/id/1591960?page=1
「自衛隊『F-15J』戦闘機は、近接戦なら中国『J-20』に勝つ」との米報道
中国メディアが猛反発
外交、軍事を扱う米誌「ザ・ナショナル・インタレスト」は公式サイトで16日、
★.中国が開発中のステルス戦闘機「J-20(殲-20)」
は近接戦の場合、日本の航空自衛隊の「F-15J」にかなわないとする記事を発表した。
中国メディアの環球網は19日、同記事に猛反発する記事を発表した。
「ザ・ナショナル・インタレスト」に掲載された記事(以下、米記事)は、J-20については使用目的が不明と指摘。
航続距離が長いと考えられるので、ロシアの「MiG-31」のように、相手側の空中給油機や早期警戒機、偵察機を標的にするか、米国の「F-111」のように中型爆撃機としての機能を生かし、沖縄や日本本土を攻撃目標とする可能性がもあるとの考えを示した。
米記事は続けて、J-20とF-15Jが戦うと仮定して論を進めた。遠距離の場合にはレーダー反射断面積を小さくした、つまりステルス性を獲得させたJ-20の方が有利と主張。
J-15Fは視界外にあるJ-20を発見するのが困難と指摘。特に射程が400キロメートルと長大な空対空ミサイル「PL-15(霹靂-15)」で攻撃した場合、J-20は有利と論じた。
ただし米記事は近接戦になった場合にはF-15Jの方が有利と主張。
J-20の最大の問題はエンジンの問題に起因する推力不足で、F-15Jは強大なエンジンを搭載し、「ドッグファイト能力」には定評があると指摘。
またJ-20は機関砲の搭載が確認されていないが、近接戦になればJ-15Jの機関砲は威力を発揮すると論じた。
環球網は、米記事に猛反発。
演習時にJ-20が旧世代機に撃墜された判定を受けたことはあったが、実戦は別と主張。
J-20はステルス性、武器、電子機器などで優勢であり、F-15Jは遠距離からのJ-20の攻撃をかわしたとしても、回避行動で大量のエネルギーを使い果たしてしまい、近接してからも戦いの主導権を握ることはできない、米記事にある「近接戦ならばF-15Jが優位」という主張には、「その前提がそもそも存在しない」と主張した。
環球網は「F-15JはJ-11シリーズと比較すべきであり、J-20と比較することはドンキホーテのような荒唐無稽の感がある」と米記事を批判。
さらに、見出しでは米国記事の主張を「神の結論」と評した。
「神の結論」とは、中国で制作される抗日ドラマなどを批判する際に用いられる「抗日神劇」という言葉のもじり。
「神劇」とは、中国人側が「非科学的な神のような能力で日本兵を倒すから」ついた名称などとされている。
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『
サーチナニュース 2015-12-11 07:35
http://news.searchina.net/id/1596732?page=1
ステルス戦闘機「殲-20」開発は最終段階、
実用レベルに近い=中国
ステルス戦闘機「J-20(殲-20)」が間もなく部隊に配備される――。
中国共産党機関紙・人民日報の電子版はこのほど、中国の軍事専門家のコメントを引用し、殲-20の開発が最終段階に来ていることを明らかにした。
記事は11月24日に「2017」の番号を持つ殲-20のテスト飛行が行われたことを紹介している。
中国はこれまで「2001」、「2002」、「2011」、「2012」、「2013」、「2015」、「2016」、「2017」の番号を持つ計8機のステルス機を試作している。
このほどテスト飛行を行った「2017」に加えられた変更箇所について報道されているのは、キャノピー部の金属メッキ膜の採用および形状変更によってステルス性と運動性能を向上させたことだが、記事の内容で特に注目すべきは「2016」の番号を持つ殲-20のテスト飛行が行われたのは9月18日であり、わずか2カ月余りで「2017」のテスト飛行が行われたという点だ。
これほど短期間に「2017」の開発・テスト飛行が行われたことについて、記事は軍事専門家の見解として「2016」テスト飛行時の結果が満足のいく内容で、運動性能やステルス性能、搭載機器のテスト結果が「すでに実用レベルに達したか」もしくは「実用レベルに近いもの」であったため、大きな改良を行う必要がなかったのではないかと主張した。
上記の考察のもと、記事は「殲-20の開発は最終段階に入った可能性がある」と伝えている。
殲-20の開発が最終段階にあるとすれば、それは日本の国防にとって非常に大きな意味を持つ。
殲-20が高いステルス性能を持ち、レーダーで探知できないということになれば、日本の安全保障にとっては大きな脅威だからだ。
中国の技術開発の速度は日本の国防にとって大きな脅威となっている。
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