2015年9月30日水曜日

過剰人口の中国:一人っ子政策のヒズミが、社会を暴力化する、「人類史上の壮大な生物実験」

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 名目で13億4千万人。
 本当のところは14億5千万人くらいはいるのではないかと言われているが、正確なところは誰も知らない。
 ほぼ同じ国土を持つアメリカは3億2千万人。
 中国の1/4ほどである。
アメリカ:   33人/km2 (3億1700万人=963万km2)
中 国:   140人/km2 (13億4000万人=960万km2)
 経済学者のポール・ケネデイに言わせると、
 中国は人口が半分になればもっと豊かになれる、
そうである。
 増え続ける人口に歯止めをかけるために実施されたのが「一人っ子政策」。
 常識的に「ふたりっ子」なら安定する。
 「一人っ子」は社会を不安定にする。
 生態生物的に人口減少が発生するならそれはノーマルである。
 しかし、人為的な一人っ子というようなことは、男子若者を暴力化させる。
 ということは、社会を不安定化させ、そのはけ口を求めて政治体制を揺さぶることになる。
 一人っ子政策は「人類史上の壮大な生物実験」である。
 結果がどう出てくるかは、しばらくの時が必要である。


サーチナニュース 2015-09-30 13:37
http://news.searchina.net/id/1590403?page=1

中国で女性不足が深刻化
・・・専門家が警告「あぶれたオトコが爆発する」

 中国メディアの第1財経は29日、「中国の『光棍』危機が2020年にも大爆発、『光棍男性』が1000万人に達する」と題する記事を掲載した。
 「光棍」は直訳すると「抜き身の棒」、「鞘(さや)なしの棒」で、独身男性を意味する。

 中国では、出生時の男女比で、男児が異常に多い状態が続いている。
 一人っ子政策の影響で、女児を妊娠した場合、人工中絶してしまう夫婦が相次いだからだ。

 中国大陸において現在、25-35歳未婚の「男性:女性の比率は136:100」だ。
 男性100人当たりに換算すれば、約26.5人は「相手女性がいない」ことになる。

 35-45歳では「男性:女性が206:100」。
 “男性が売れ残る”現象は顕著だ。

 「結婚できない男性」の増加は、農村部で特に目立つ。
 中国では戸籍の移動に強い制限があり、農村部では生活環境や行政サービスが劣悪なため、農村部出身の女性が都市部出身の男性と結婚する場合はあるが、その逆はほとんど考えられないからという。

 中国政府が男女の産み分けを厳禁し、「計画出産」政策も緩和したため、出生時の男女比は2008年以降は「わずかに正常化」したが、現在でも「女児100人」に対する男児は「110人台後半」で推移している。

 社会統計などを専門とする姚美雄氏は、過去34年間の平均値である「男児114.7人」の状態が続けば、中国は2020年に「独身男性爆発の危機」を迎えると指摘。
 具体的には
 「高齢男性と若い女性の結婚」、
 「既婚女性の夫以外の男性との性的関係」、
 「同性愛」、
 「性犯罪」、
 「性感染症」
などの増加を指摘した。

 農村部ではすでに、「売買婚」や「売買婚に絡む詐欺」が多発している。
 中国では今後、男女比のバランス失調が、社会環境や社会通念の変化をもたらし、
 社会不安を増大する「起爆剤」に
りかねない状況だ。

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◆解説◆
 中国人夫婦が男児を求める理由は「封建的な男尊女卑」との説明が多い。
 しかし中国人に話を聞くと「社会保障の整備の遅れ」が大きな原因であることが分かる。

 中国では「世代を超えた肉親の助け合い」が常識だ。
 祖父母が働く両親にかわって孫の世話をすべてするのは「ごく普通」の家庭の風景だ。

 そして高齢になり体が不自由になれば、自分の子に全面的に世話をしてもらう。
 しかし女の子は、結婚して実家にいない。
 子を1人しか持てないならば、「男の子でないと老後が不安」との気持ちが強く働くという。

 特に農村部では、「行政サービスが悪いので、男児に期待」、「男性人口の超過が深刻化」との負の相乗効果が発生している。



レコードチャイナ 配信日時:2015年10月1日(木) 7時35分
http://www.recordchina.co.jp/a120117.html

中国では2020年に男性3000万人が嫁なし
=中国ネット「同姓婚合法化しかない」
「一妻多夫制にすれば解決」

 2015年9月30日、中国メディア・新浪によると、中国ではこの20年、新生児の男女比が常に115を上回っている。
 1980年から2014年までに生まれた6億7500万人のうち、男性は女性より3000万人以上多い。

 人口学者の姚美雄(ヤオ・メイシオン)氏は
 「中国人男性の『独身危機』は2020年に本格化する」
と警鐘を鳴らす。

 中国・環球網は「中国では2020年に男性3000万人が嫁なし」と伝えた。

この話題について、中国のネット上にはさまざまな声が寄せられている。

「政府やメディアは独身危機だとあおりたててばかりいないで、独身男性に女性を紹介したらどうか」
「同性婚を合法化する以外、手立てはないな」
「一妻多夫制にすればすべて解決」

「嫁をもらおうと思ったら、結納金だけで30万元(約560万円)を下らない。
 さらに住宅、クルマ…。
 独身のままでいるしかない」

「こうした統計の対象は漢族だけじゃないのか。
 少数民族を含めれば、女性の数はもっと多いかも。
 独身男性よ、希望を捨てるな」

「高齢化が深刻な中国では、80年代生まれの男性は、80代後半の独身女性を結婚相手に探さなくちゃいけないということか」



サーチナニュース 2015-10-26 15:55
http://news.searchina.net/id/1592356?page=1

「男溢れ」の社会問題、緩和策に
「一妻多夫」「男性の同性婚」提唱の専門家まで=中国メディア

 中国メディア・紅網は23日、深刻な「男余り」状態にある昨今の中国において「一妻多夫制」や男性の同性婚を奨励する経済学者が出現したことを紹介、その主張に対して批判を加える評論記事を掲載した。

 記事は、
 「一部の専門家が、ちょっと頭を使えばおかしいことが分かるような知能の低い問題を提起していることに、ため息が出る」
とし、その例として浙江省の経済系大学教授が今月14日、ブログ上で
 「低収入の男性は何人かで1人の妻を見つければよい」といった「一妻多夫制」や、
 男性の同性婚を推進すれば「3000万人いる独身男性の問題を和らげることができる」
との理論をぶち上げたと紹介した。

 そのうえで、「一妻多夫」について
 「非合法であるうえ、かえって独身男性の問題を深刻化させる。
 一部の辺ぴで貧しい地域において兄弟が1人の妻をシェアするという、非常に特殊かつマイノリティな事例を『真理』として論ったものだ」
と批判を展開。
 さらに
 「一妻多夫が認められるのであれば、どうして一夫多妻は認められないのか、という話になる。
 そして現状、貧困家庭の女性は低収入の複数の男子になんて嫁ぎたがらない」
と論じた。

 また、男性の同性婚についても
 「独身問題を和らげるというのはアンチテーゼ。男性だけに同性婚を認めて、まさか女性には認めないというのか。
 仮に法律で男性のみの同性婚を認めたとしても、女性の同性愛者は異性と結婚しないのだ
」とし、この教授の主張は「食後の笑い話」にしかならないと一蹴した。

 記事はその一方で、独身男性があふれることによって生じる「性的飢餓」が社会に深刻な問題をもたらしうることは間違いないと指摘、
 「今や社会の不安定要素となっており、未来の社会問題における隠れた地雷と言える」
とした。

 そして、このような現象を
 「伝統的な農耕社会における男子重視の思想がとくに農村で色濃く残るなか、1人っ子政策において男子を授かるために手段を選ばなかったことによる結果」
と解説したうえで、
 「計画出産による制限を速やかに緩和しなければ男女比のアンバランスは改善されず、独身者の氾濫が社会にもたらす危機も和らぐことはない」
と結んだ。



レコードチャイナ 配信日時:2015年10月4日(日) 23時40分
http://www.recordchina.co.jp/a120315.html

「両親に捨てられてよかった」
米国へ養子として渡った中国人少女の心の声―香港メディア

 2015年9月30日、中国の農村に生まれ、女の子だという理由から捨てられ、米国人の幼女としてシアトルに渡っていったある少女の声を、米紙ワシントン・ポストが取材した。
 1990年以来、中国から養子として
 欧米の家庭にもらわれていった子どもは10万人
いると言われている

 1993年に中国東部・浙江省の農村に生まれ、現在はシアトル在住の22歳女性。
 幼いころに養女として渡米した。
 本来は中国人だが、中国語もほとんど話せず、読み書きもできない。
 彼女は弟が生まれた時に、「不要の子ども」になった。
 一家の後継ぎにはなれず、大人になれば嫁として外に出て行く女の子は、農村の家庭にとっては負担でしかないのだ。
 弟は第一子として戸籍に載ることになり、もともと出生届けの出ていなかった彼女は、のちに孤児院送りとなった。

 1990年以来、彼女のように欧米の家庭にもらわれていった養子は10万人いるといわれている。
 その大多数は女児だ。
 これは、中国の伝統的な性差別の観念と、一人っ子政策の副産物である。
 彼女らのほとんどは、生みの両親や出身家庭について一切の情報を知らされず、また自分を捨てたのが誰なのか、捨てられた理由は何だったのかも知らないままだ。
 前出の女性はある偶然の経緯で、実の両親との対面を果たすことができた。

 女性が7歳だった2000年、彼女の育ての両親は、3人目の養女となる女児をひきとるために中国へ渡った。
 そして、女性を引き取ったのと同じ孤児院に行き、その時、奇跡的にも女性の生みの親を知る機会に恵まれた。
 女性の記憶にある限り、彼女が実の両親と初めての対面を果たしたは12歳の時。
 生みの母は大粒の涙を流して彼女をきつく抱きしめた。
 しかし、言葉が通じないため、何が起こっているのかは女性にはよく理解できなかった。

 女性は簡単な中国語を学んだ後、18歳で再び中国に渡り、実の家族と6週間を過ごした。
 そこで自分の出生の経緯を断片的に知った。
 しかし家族の誰も、女性の正確な誕生日を覚えていなかった。
 女性の出生名はモンティン(夢停)。
 「夢の終わり」という意味だった。
 つまり、彼女は誕生とともに家族を失望させた存在だったのだ。
 当時、家庭では祖母が絶対の権力を持っていた。
 そしてその祖母の命令で女性の出生届は出されず、女性の実の母は男児が生まれるまで何度でも子づくりに挑むことになった。
 それは、当時の農村部では珍しいことではなかったという。

 女性は生まれてから渡米するまでの数年間、屋根裏で物音をたてずに過ごすことを命じられ、外出するときは布袋に入れられて外に出たという。
 もし、“闇っ子”がいることが発覚すれば、政府によって自宅は潰され食糧は没収され、一家は破滅まで追いやられるかもしれない。
 そんな時代だった。
 そんな努力もむなしく、彼女の存在は当局に見つかり、孤児院送りとなった。
 これがきっかけで実の両親は不仲となり、最終的には離婚したという。

 内装もされず、むき出しのままの粗末な住まい。事業に失敗して肉体労働にいそしむ実の父。
 子宮頸がんを患いながら、十分な治療費が出せずにいる実の母。
 両親の離婚に傷つき、ゲームの世界に逃げる実の弟。
 ろくに勉強もせずに引きこもってばかりの彼に、母親は
 「そんなに言うことをきかないなら、お姉ちゃんを呼び戻してお姉ちゃんと一緒に住む。
 お前なんかいらない」
と怒鳴りつけていた。
 彼らの生活を見ていて、女性は自身の不幸な出生がむしろ幸運だったとすら思った。
 捨てられていなければ、彼女もこのような暮らしをすることになっていただろう。

 女性は現在、ワシントン大学を卒業した後、精神疾患や行動学の研究所で助手をしながら、人間工学の博士課程に在学中だという。



サーチナニュース 2015-10-22 15:03
http://news.searchina.net/id/1592090?page=1

韓国が「人口の崖」に直面、経済衰退の可能性も=米国有識者

 韓国メディアの亜洲経済の中国語電子版は21日、韓国は3年後に「人口の崖」に直面し、経済が縮小する可能性が大きいと伝え、韓国政府は移民の受け入れのほか、子育て支援などの政策を打ち出す必要に迫られていると報じた。

 記事は、米国のエコノミストであるハリー・デント氏がこのほど韓国ソウル市で開かれたフォーラムに参加し、「韓国は遅かれ早かれ“人口の崖”という問題に直面することになる」と述べたことを紹介。

 さらに、ハリー・デント氏はこれまで1980年代の日本のバブル経済や90年代の米国の好景気を正確に予測したことでも知られると伝え、
★.「人口の崖」という概念はハリー・デント氏が打ち立てた経済学理論で
 出生率の低下と高齢化が同時に加速する現象を指す
と伝えた。

 さらに、
★.人口の増加は一国の経済の行方を大きく左右すると伝え、
 生産年齢人口が多い状態を指す「人口ボーナス」が失われる時こそ「その国の経済が崖から落ちていく時」である
と主張。
 人口ボーナスが失われれば経済が縮小することは不可避であると指摘し、政府が人口動態に一定の影響を与えることはできても、人口構造や人口動態の趨勢を速やかに変えることは不可能だと論じた。

 また記事は、韓国統計庁の予測として、2060年には韓国の65歳以上が総人口に占める割合は現在の13%から40%にまで増加すると伝えたほか、ハリー・デント氏の見解を引用し、「新しく子どもの生まれない国には未来はない」と指摘し、韓国の出生率が低いままで推移すれば、日本のように経済危機に直面することになると報じた。


 韓国は日本以上の過剰人口にさらされている。
 人口を単なる『生産の馬力』としか見ない石化理論の経済学のバカバカしさある。