2015年9月16日水曜日

中国のカタログ海軍力(1):「カジノ型」空母に負わされる期待、単なる兵員訓練用なのだが

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 スクラップを改造した時代遅れの空母でも空母だ、というのが中国の言い分である。
 時に練習用といい、時に実戦用という。
 言葉の使い分けをしている。
 しかし、実際は鉄の塊である。
 外に出たら、格好の訓練標的でもある。
 潜水艦にとっても、爆撃機にとっても、願ってもない実射ターゲットになる。
 これを参考にして、新たに作っている空母がお目見えしたとき、本来の目的である「海上カジノ」へ衣替えすることになるのだろう。
 しかし、いまのところは無能でも虎の子の空母である。



サーチナニュース 2015-09-16 06:17
http://news.searchina.net/id/1588867?page=1

中国空母「遼寧」の対潜能力は「米より格下」
・・・外洋に出たら危険!=中国メディア

 中国の大手ポータルサイト「新浪網」はこのほど、
 「中国海軍は対潜水艦戦で米国のモデルを複製できない。
 遼寧には対潜哨戒機が欠落」
との記事を発表した。

 航空母艦は強大な攻撃力を持つと同時に、防御に弱いという問題がある。
 そのため、米海軍が採用した方法が「空母打撃群」だ。

 空からの攻撃に備えるためにイージス艦などを伴う。
 水上艦に対しては、搭載する攻撃機などで対応できる。
 さらに、潜水艦に対しては対潜哨戒機を搭載する。
 その他の補給艦なども従え、攻撃力と防御力を高い水準で保持する。
 この「システム的戦力」があってこそ、米空母は世界中の海で「威力」を示すことができるわけだ。

 新浪網は、中国海軍の対潜能力について、「037」対潜護衛艇や「051型」駆逐艦などの開発を続けてきたが、遠洋作戦には無理があるなどで、性能面で不足していると指摘。

 ただし、フランス、米国、ロシアから輸入したヘリコプターを土台に「Z-9(直-9)」、「Z-20」など、世界的水準に達した対潜能力を持つヘリコプターを開発したと論じた。

 さらに中国が保有する潜水艦も、潜水艦対策に大きな威力を発揮すると主張。
 固定翼機の「GX-6(高新-6)」は、米国の「P-3C」や「P-8」に比べれば能力面で大きな差をつけられているものの、水上艦、ヘリコプター、固定翼機などの開発で、中国海軍の対潜能力は比較的充実したと主張した。

 しかし中国は米国と異なり海外基地を持たず、さらに(同盟国である)日本が「P-3C」を100機規模で保有することを考慮すれば、
 中国の遠洋艦隊の対潜水艦能力は「米国と比べれば格が落ちる」
と評した。

 記事は、中国の空母艦隊は対潜能力の確保のため、空母搭載の固定翼機を利用することが「必須」と指摘。
 しかし、中国が現在保有する空母の「遼寧」は、固定翼機発艦のためのカタパルトがないため、固定翼哨戒機の発艦は「難事」と指摘。
 また、固定翼哨戒機を開発している形跡もないと、懸念を示した上で、
 「われわれはすでに空母を開発したのだから、
 できる限り空母の安全を保障せねばならない」

と主張した。



サーチナニュース 2015-09-24 06:03
http://news.searchina.net/id/1589626?page=1

中国の空母「遼寧」は「全然、戦力になっていない」=中国メディア

 中国の大手ポータルサイト「新浪網」はこのほど、
 「中国の空母は戦力にはほど遠い。
 J-15が20機では、役立たず」
と題する記事を発表した。

 中国は、ロシアの「Su-27」戦闘機をベースにして、「J-11(殲-11)」シリーズを開発
 そのうちの艦上戦闘機タイプが「J-15」だ。
 J-15の編隊は3日に開催された抗日戦勝利70周年を祝賀する軍事パレードで、天安門上空を飛行した。

 J-15の遼寧への配備数は20機あまりとされる。
 パイロットは機体数の1.5倍とされるから、30人程度だ。
 新浪網は、この程度の規模では
 「わが国の艦載機部隊は、まだ長い道をたどらねばならない」
と指摘した。

 記事が比較の対象としたのは、米空母部隊だ。
 まず空母には打撃戦闘機中隊が4中隊配備されると紹介。
 各中隊は、たとえば「F/A-18E/F(スーパーホーネット)」12機を保有する。
 さらに、空母は電子戦攻撃中隊や、早期警戒機中隊なども搭載する。
 これが艦載機連隊だ。

 記事は、米国海軍は艦載機連隊を9連隊保有し、運用される空母は10隻と紹介。
 さらに、各空母は作戦行動中でない場合や担当海域への移動中でも、訓練や補修を絶え間なく行っていると指摘した。
 米軍が世界各地の状況に対応できるのはそのためという。

 記事は自国空母の「遼寧」について、空母の活動を成立させる艦上戦闘機の開発はできたと言っても、その他の「支援機種」はなく、J-15の数も不足していると主張。
 遼寧は現在のところ、艦上戦闘機パイロットの訓練用と指摘し、
 電子戦攻撃機や早期警戒機は存在しないので、訓練すらできないと論じた。

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◆解説◆
 現在、「V/STOL」を含めて固定翼機を搭載する空母を運用している国としては、米国以外にイタリア、インド、タイ、ブラジル、フランス、ロシアなどがある。

 もちろん、世界規模での展開をしているのは米国だけだが、上記記事は空母運用について、「比較的キャッチアップしやすい国」ではなく、米国との比較を行った。

 中国は政治や軍事の分野で、自国の前途を阻むのは米国と強く意識している。
 「米国を譲歩させれば、その他の国は中国に対抗しえない」
との発想もある。
 共産党や軍の上層部だけでなく、国民の多くが同様の感覚を持っている。
 空母についてまず米国と比較したのも、「米国への意識」のあらわれと考えてよい。



サーチナニュース 2015-10-01 07:47
http://news.searchina.net/id/1590495?page=1

中国初の国産空母、工期が「大幅短縮」
・・・空母「遼寧」の設計を参考にした可能性も=中国メディア

 香港メディア・鳳凰網は9月28日、中国初となる国産空母の建設現場を捉えたとされる画像が英国の軍事誌「ジェーン・ディフェンス・ウィークリー」によって公開されたと報じた。

 記事は、中国初の国産空母建造をめぐり、これまで中国国内のネット上において大連の造船所で建造中とされる画像が出回ったものの、細かい部分の判別ができず、国内外メディアが正式に報じることはなかったと紹介したうえで、同誌の電子版が9月24日に「中国が初の国産空母を建造している可能性」とする記事と「証拠写真」を掲載したことを伝えた。

 そして、同誌の記事が今年(2015年)2月27日から9月22日における、大連造船所の衛星画像5枚を示し、写っている骨組みなどの重要な部位をマーキングするとともに、使用されている乾ドックが旧ソ連製の空母「ヴァリャーグ」に手を加えて建造された中国初の空母「遼寧」の改装と修理を行う場所であることなどから、「飛行甲板が確認できない状態では空母と確定することはできない」ものの、建造している船体が空母のものである可能性があると解説したことを紹介した。

 記事はまた、「遼寧」が就役して以降国産空母にかんする推測や議論が絶えず出ているとし、昨年(2014年)7月に訪中して「遼寧」に乗った米海軍作戦部長が
 「中国の新しい空母は『遼寧』に類似して、飛行甲板はスキージャンプ式、トン数は6.5-7トンになるだろう」
と予測したこと、米シンクタンクの研究者が
 「2030年までに中国は4-5隻の空母を就役させ、最終的には10隻の空母を建造するだろう」
との見方を示したことを紹介した。

 そのうえで、現在までに公開されている各種報道や資料を踏まえると、中国初の国産空母は「大幅に工期が短縮でき、短期間のうちに戦力とすることが可能」であることから、「遼寧」の設計を参考にしている可能性が高いと判断。
 空母の使用経験を十分に積んだのち、発射装置を備えた大型空母の建造に乗り出すことになるとした。


サーチナニュース 2015-10-04 14:07
http://news.searchina.net/id/1590708?page=1

中国最新「商級改良型」原潜、
冷戦期に開発のロシア「ヤーセン」よりずっと劣る=中国メディア

 中国メディア「新浪網」は9月28日、中国が2015年までに運用を始めたとされる「093G」攻撃型原子力潜水艦(商級改良型)は、ソ連が1977年に開発に着手した
 「ヤーセン型原潜」に「比較にならないほど劣る」
と論じる記事を発表した。

 「093」型原潜1番艦は2006年末に就役。NATOネームコードから「商級」、「商型」と呼ばれることも多い。
 改良型の「093G」は2015年までに就役したとされる。
 一方、ソ連がヤーセン型原潜(グラニー型)の開発に着手したのは1977年。
 ただし開発と建造は遅れ、1番艦の起工は1993年、就役は2014年だった。

 記事は、「093G」は「空母キラー」などと高く評価されていると指摘。
 ただし「よく調べれば、そんな大言壮語はできない」と批判した。

 まず、攻撃型原潜で世界最高の技術力を持つのは米国で、ロシアも冷戦期には「かなりのレベルに達した」と紹介した。

 ロシアのヤーセン型原潜の場合、水中排水量は1万3800トンで、093Gの2倍近い。
 水中限界速度は093Gの30ノットに対し、35ノットだ。

 記事は、この5ノットの差が「生死の分け目」になると指摘。
 速度差は原子炉技術の差に由来するとの見方を示した。

 武装についてはヤーセン型は口径650ミリの魚雷発射管を8門、533ミリ魚雷発射管を2門、垂直発射管を8門備えている。
 093Gは533ミリ魚雷発射管6門だ。
 093Gは対艦ミサイル「YJ-12(鷹撃-12)」を24発搭載できるとされる。
 ヤーセン型は32-40発であり、記事は、火力でも「093Gはヤーセン型に劣る」と断じた。

 また乗組員数は双方とも100人程度と指摘し、ヤーセン型のトン数が約2倍であることを考えれば「093Gの自動化はヤーセン型に追いついていない」と論じた。

 静粛性については、「ロシアの技術は中国の先を行く」として、093Gがヤーセン型より大きく劣っているのは確実であり、米国の「バージニア級」や「ロサンゼルス級」との差はさらに大きいと論じた。

 文章は最後の部分で、
 「093Gは中国のそれ以前の攻撃型原潜に比べれば極めて大きな進歩があった」
として関係者の努力を称讃した上で、
 「世界の最先端の攻撃型原潜と比べれば、依然として大差がある」
と改めて主張。

 093Gを高く評価する風潮を改めて批判し
 「ホラは少なく、仕事を多く」、
 「差をつけられていることは恐ろしくない。
 差があることを知らず、努力の方向が分からず、やみくもに自賛することこそ、恐ろしいのだ」
と主張した。



サーチナニュース 2015-10-15 15:45
http://news.searchina.net/id/1591531?page=1

日中の「イージス艦」比較
・・・「攻撃力はわが方が絶対的優勢だが、海自にはかなわない」=中国メディア



 中国メディアの参考消息網は5日、日本の海上自衛隊「あたご」型イージス艦と、「中華イージス」と呼ばれる自国の「052D」型駆逐艦の優劣を論じる記事を発表した。

 海上自衛隊や米海軍の装備では、「イージス艦」との用語をよく耳にする。
 米海軍が開発した防空システムである「イージス・システム」を搭載した艦艇のことだ。
 レーダーなどのセンサーコンピューターや通信による情報関連、攻撃のためのミサイルなどを連動させたシステムで、大量の兵器による攻撃を同時に受けた場合でも、
 脅威順に「合理的かつ極めて有効な防御」を可能
とする。

 「イージス」とはギリシャ神話の女神アテナが持っていたとされる盾「アイギス」の英語読みだ。
 中国語では「イージス」が「神盾(シェンドゥン)」と訳されている。
 また、中国で開発されたイージス・システムに類似のシステムを搭載した軍艦は「中華神盾艦(中華イージス艦)」などと呼ばれている。
 052Dも、そのひとつだ。

 記事は052Dについて、多機能型のアクティブ・フェーズドアレイ・レーダーの「346型(龍眼)」とLバンド利用の「518型」対空捜索レーダを装備と説明。
 米ステルス戦闘機の「F-35」を探知できるとの見方もあるが、
 「今のところ証拠はない」、
 「弾道ミサイルに対応できるかどうかも不明」
と解説した。

 一方で、「あたご」は「SPY-1D」対空レーダーはソフトウェアの更新で弾道ミサイルにも対応できるようになったとして
 「レーダー分野では、改良後の『あたご』の方が、明らかに上」
とした。

 艦砲については双方の装備を比較した上で
 「中国の方が発射装置は多いが、有効性については不明。
 日本側は数は少ないがシステム性の能力は実証済み」
と論じた。

 一方で、「052D」は61の垂直ミサイル発射口のすべてから、対艦ミサイルの発射が可能と説明。
 一方の「あたご」は、90式艦対艦誘導弾(対艦ミサイル)を8発搭載しているだけと指摘。
 さらに
 「あたごは政治的制約により、陸上を攻撃する巡航ミサイルを搭載できない」
として
 「攻撃力では052Dが圧倒的に優勢」
と主張した。

 「両艦が実際に対決した場合」としては、
★.051Dは「自ら以外の1隻または2隻を防御すれば、(攻撃)能力は制限を受ける。
 しかし
★.日本の「あたご」は、2隻を楽々と防御し、同時に中国側と戦うことができる」
として、実戦で「『052D』は『あたご』にかなわない」との見方を示した。



サーチナニュース 2015-12-28 07:33
http://news.searchina.net/id/1598168?page=1

空母「遼寧」で初の「J-15」満載  
甲板に6機並ぶ=中国メディア


●(写真は新浪網の25日付報道の画面キャプチャー)

中国の大手ポータルサイトの新浪網は25日、空母「遼寧」の甲板上に戦闘機「J-15(殲-15)」が6機並んだと紹介した。遼
 寧甲板上における初の「J-15満載状態」という。

 遼寧は渤海湾で訓練中とされる。
 これまでにメディアが伝えた写真には、着艦した「J-15」がアレスティング・ワイヤーとアレスティング・フックを使って停止する様子や、タッチ・アンド・ゴーを実施していると見られる様子が収められている。

 アレスティング・ワイヤーは固定翼機が発着する航空母艦の飛行甲板に設けられる装置。
 飛行甲板は地上の滑走路よりも短いため、航空機尾部下方に装備されるアレスティング・フックをアレスティング・ワイヤーに引っ掛けて停止する。

 ただし、「遼寧」には航空機を射出するカタパルトがなく、端部分が上向きに沿った飛行甲板を利用した「スキー・ジャンプ」方式で航空機が発艦する。
 その結果、「J-15」は搭載物を少なくして「軽い」状態でないと飛び立てない。
 つまり、アレスティング・ワイヤーなどを使った着艦は、負担がやや少ない状態と考えられる。

 タッチ・アンド・ゴーは、航空機が着艦(着陸)体制に入って、降着装置(脚)が甲板(滑走路)に触れると同時にエンジン出力を上げて再上昇することを指す。
 着艦(着陸)時に異常が発生した場合には、瞬時のタッチ・アンド・ゴーの決断と操作が必要だ。
 陸上の滑走路を離着陸する航空機操縦でも欠かせない技術だが、航空母艦の離着艦ではとりわけだ。

 新浪網によると、2015年には「遼寧」について「戦闘力と運用力を迅速に獲得」とする目標が立てられた。
 「戦闘力」については目覚ましい進歩があり「艦載機数」、
 「1日における飛行回数」、
 「発艦と着艦の効率化」
で、いずれも「一歩前進」したという。







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